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ちはるのファーストコンタクト(2017年)

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2017年に書かれたマガジン「ちはるのファーストコンタクト」の記事をすべて収録しました。300本以上あります。
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記事一覧

文章そのままを買ってもらうってスゴイ。

「ちはるのファーストコンタクト」というマガジンをオンラインで買っていただくと、この記事が読めるようになるわけですが、よく考えると、文章そのままを買ってもらうってスゴイんじゃないか。 これって、道端で「明けない夜はない by みつを」という感じのポエムを書いた色紙を「はい、500円ね。ありがとうね」みたいな感じで買ってもらうのと同じなんじゃないか。 この文章を500円で買ってもらう、という感覚があると、書く方の意識が変わる。自分だけのためのメモというのでなく(基本はそうなん

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2017年によく読まれた記事7つ。

2017年も最終日となりました。一年間のご愛読ありがとうございました。この一年間でnoteの記事は累積で147,495回読まれました。ビューの多い順に並べたのが次の表です。今回は、この中からよく読まれた記事を選んで再録したいと思います。 1) どんなときに「やる気」が起こるのか。勉強でも仕事でもスポーツでも、努力を必要とすることをしようと思うとき、どんな条件がそろうと「やる気(Motivation)」が起こるのでしょうか。 これがわかれば「あー、なんかやる気出ないなー」と

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【注目記事】いつでもプロジェクトの発端に戻る/仲間に徹底的なレビューを受ける

土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。 60 いつでもプロジェクトの発端に戻る。そのための記録を残す。僕自身、プロジェクトにおいてターニングポイントとなったメールや、打ち合わせ時に手書きでメモを書き込んだ資料のスキャンなどはもれなくEvernoteに取り込んでいます。なんなら打ち合わせが行われたカフェの写真なども添えています。ムダにノートが増えますが、これらのノートを連続的に読み返すことで、シリーズ

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【連載】アンケート調査の基礎(第8回)量的なデータ分析

金曜日は「オトナの研究」のサブテーマとして「アンケート調査の基礎」の連載をしています。 頻度(回数)や度数(人数)、また「1=そう思わない」から「5=そう思う」のような尺度では、データは数字で得られます。このようなデータを量的データと呼びます。一方、自由記述で得られた文章やインタビューで得られた語りは数字では表せません。このようなデータを質的データと呼びます。 今回は量的なデータ分析の方法について説明します。 量的なデータが手に入ったら、まずやるのは基本統計量の計算です

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【本】深沢 孝之編著『思春期・青年期支援のためのアドラー心理学入門』:思春期の若者にフォーカスしたアドラー心理学

木曜日はお勧めの本を紹介しています。今回はこの本を取り上げます。 深沢 孝之編著『思春期・青年期支援のためのアドラー心理学入門―どうすれば若者に勇気を与えられるのか』(アルテ, 2017) ■要約思春期・青年期の若者をアドラー心理学からどのように捉えることができるか、またどのように支援できるかということについて知ることができる。ライフスタイルは小学校時代までに形成されると考えられてきたが、中学・高校時代(思春期)に大転換する場合もある。その時期に3つのライフタスク(仕事・

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だけど書くだけでもう報われているのですね。

水曜日はフリーテーマで書いています。いつもご愛読ありがとうございます。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。 2017年も終了に向けてカウントダウンに入りました。始まりがあれば、終わりもある。 それにしてもnoteで1年間よく書いてきたものだなと思います。ノートの総数は「477ノート」とあります。記事あたり平均800字書いているとすると、38万字以上書いているということになります。これも読んでくれる人がいるからこそです。読んでくれる人が

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2017年のインストラクショナルデザインの研修をふりかえって

火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。 2017年のインストラクショナルデザインに関連する研修をふりかえっておきます。今年も各所から声をかけていただきました。改めて御礼申しあげます。 * 2017/01/18(水)京都橘大学「インストラクショナルデザインの観点を採用したアクティブラーニング」 * 2017/02/12(日)北播磨総合医療センター「「教える技術」と「勇気づけ」を身に

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2017年を振り返ってみる。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問がないときは、フリーテーマで書いています。 12月24日です。2017年も残り1週間となりました。今年の出来事をふりかえっておきましょう。あわせて来年やりたいことなども書いておきます。 博士課程大学院では、2人の博士を出せたことがよかったです。 博士論文の作成については、なんといっても本人の研究に対する集中力に依存します。この数年間で博士論文を書こうという人は、自分の生活における優先順位を(少なく

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【注目記事】「いつでもMOOCs」/スケジュール帳に自分のための時間を書き込もう

土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。 58 「いつでもMOOCs」今後も「学びたい」と思えるような講座があるかぎり、JMOOCで学んでいきたいと考えています。一見、自分とは関係のないように捉えていたことも、実は自分に必要であったり、共感できるものであったりします。そのような出会いが、気軽にコストをかけずに出来るのは、やはりMOOCならではといえますね。 https://www.jmooc.jp/3

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【連載】アンケート調査の基礎(第7回)フェイスシートと回答の種類

金曜日は「オトナの研究」のサブテーマとして「アンケート調査の基礎」の連載をしています。 フェイスシートではまず、回答者の基本的な属性を聞きます。性別や年齢などです。そのほかに、調査目的からみて重要だと思われる要因についてもここで聞いておきます。たとえば学生生活の満足度を明らかにしたい調査であれば、それに影響しそうな要因である、通学時間、自宅か下宿か、所属しているサークルとその種類などです。 フェイスシートやメインの質問項目群においては、いくつかの種類の回答の仕方があります

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MOOCsの本当に意味のある使い方

水曜日はフリーテーマで書いています。 2015年5月と2016年5月の2回に渡ってJMOOCで「しあわせに生きるための心理学:アドラー心理学入門」というコースを開きました。1000人単位の受講生がコースに参加してくれました。また100人近い参加者を得て反転授業を開くことができました。その記憶は生き生きと残っています。 インターネットを利用したオープンラーニングであるMOOCsは徐々にコースは増えているものの、爆発的なムーブメントにはなっていません。一方、欧米では、単位取得

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授業の設計と実施のための理論であるインストラクショナルデザインの役割はますます重要なものになる

火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。 年内の授業も終わり、いよいよ終盤に近づいてきました。この時期になると、受講生も授業のペースに慣れてきて、効率が良くなります。5人でのグループで進めていますので、みんな仲良くなってきて、いい雰囲気です。 それにしても、途中離脱する人が少ないです。例年この時期になると、授業から離脱する人が増えてきます。グループメンバーが5人であるべきところ、2人とか1人しか来なくて、他のグループと合併しなくてはならないことが多くなる

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教える技術もアドラー心理学も、社会人のリカレント教育(学び直し)という視点で捉えたい。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問がないときは、フリーテーマで書いています。 2017年もまもなく終わりです。時間があるうちにふりかえっておきましょう。 今年もいろいろなところで講座や研修をしました。テーマは、大きく分けて「教える技術」と「アドラー心理学」の2本です。近年は「この2つを融合させてください」というリクエストも増えてきました。出自はまったく異なるこの2つですが、実践場面では親和性が高いと感じています。 教える技術もアド

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【注目記事】普通のなんでもないブログ/2万字の本/パソコンも手書きも

土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。 55 普通のなんでもない日記みたいなブログが読みたい2回しか会っていないその人に対しそのように思ったのは、間違いなくその人のブログを読んでいたからだと思う。その人のブログは、営業のためのブログでもなんでもなく、セルフブランディングもしておらず、飾り気がなく淡々としていた。もちろん顧客である私に向かって書かれたものでもない。こんな風に長きに渡って書かれた文章とい

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