余談⑦#買ってよかったもの:チルチルミチルの青いアイテム
保育士の仕事は体力だけでなく、脳も使う。
日々の書類に、子どもの発達、個々に寄り添う関わり方から保護者対応など、考えることは多い。
行事時期はなおさらで、迫る当日に合わせて作り物だったり、練習の進め方にも気を使う。
HPとMPが同時に削られる中で、睡眠につこうとするのだが、交感神経優位になった頭は、バチバチと音を立てているようで、中々入眠へと導かれない。
目を瞑って深呼吸をするだけでも良かったのだが、せっかくなので何か、副交感神経系を優位にする良い方法はないものかと、思っていたとき、たまたま、雑貨屋さんで、ある「お香」が目に止まった。
お香やらアロマという拘りの沼へとハマっていくのはカロリーが高そうで、足踏みをしていたが、このお香、装いがとてもシンプルだ。
『日常に10分、自然のアロマを。』
というキャッチフレーズに心惹かれ購入をする。
マッチ箱と、マッチを置くマットが入った、10cm弱の小さな2つの箱。
使い方はとても簡単で、香りの着いたマッチ棒に火を着け、煙が上がったら、マットに置く。片付けは、マットの上の灰を捨てるだけだ。
この簡単さが丁度良いのだが、このお香、とても品が良い。
マッチを擦って火が着く。
少しして、その火が、ふと消えると、煙が一本立ち上る。
目を瞑り、深く呼吸をすると、ほのかにアロマが鼻をつく。
香りの主張が程よい。
10分という時間の中で、交感神経が副交感神経に切り替わっていくような気がする。
明日のことも、今日の喧騒も一度忘れて身体を煙に溶かすように休める。
あ、これって、今で言う「チル」ってやつか…?
と、笑ってしまう。自然に笑えるのは、きっとリラックスしている証拠。
お香とご一緒にこちらもどうぞ。
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