怪獣とは関係ないヴィジュアルチェック
こんばんは。
いま、「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966)の途中まで観たところです。
60年代ゴジラもあと4作品。
東宝の映画は華やかなのでヴィジュアル部分も
楽しみ。
さて、今回は現時点での60年代の特撮映画の
ヴィジュアル部分で気になったものを紹介します。
それではスタート!
セーラーカラー風のダッフルコート
「モスラ」(1961)でセーラーカラー風のダッフルコートを発見しました。
今でもたまにあるようですね。
今回の衣装がセーラー襟を意識したかは謎ですが、
60年代の映画衣装を観ていると、襟の形で服に変化を出すのはよく行われる手法です。
スウェットパーカー&マリンボーダーTシャツ
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966)でレアなスウェットパーカーを発見しました。
船の中にあったパーカーがあって、それを着たのが上の画像。
60年代の映画におけるスウェットパーカーは、
①海で冷えや日焼けを防ぐためのもの
②ボクサーがトレーニングのときに着る服
この2パターンです。
今のように普段着として定着していなかったと考えられます。
あと、マリンボーダーのTシャツも。
これもパーカー同様、船に置いてあった服を着たわけです。
60年代、マリンボーダーのTシャツは船の上で船員が着ているシーンにたまに遭遇します。
陸上で普段着として着ているのは見かけないです。
ボーイスカウトの制服
「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968)で発見しました。
オープニングで「協力 ボーイスカウト日本連盟」というクレジット。
ボーイスカウトの様子が映画で映ることはめったにないと思うので貴重な史料だと思います。
上の画像を見ると、大人だけ丸いワッペンがついていますが、指導者用のワッペンだと思われます。
特撮といっても、日常から非日常(怪獣の出現)に変わっていくまでに時間をかける作品も少なくないので、いろいろ発見があります。
ではまた次の更新で。
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