1969年公開の映画
こんばんは。
今回は、1969年公開の映画紹介。
69年、まったく違うタイプの時代を語る作品が公開されていて、興味深いです。
それではスタート!
「男はつらいよ」
国民的な下町人情喜劇シリーズ第1作が公開されたのも1969年。
寅さんファッションも多くの人に愛されつづけていて有名ですよね。
第1作では、衣装で注目する部分はありませんでしたが、70年代に入ると、「男はつらいよ」でもフレアデニムがよく登場するので、そうとう流行っていたことがわかります。
「新宿泥棒日記」
タイトルにあるように新宿が舞台の前衛映画。シナリオとドキュメントが混ざりあいながら、進んでいきます。
唐十郎の状況劇場、新宿駅前交番投石事件の実写映像など当時のアングラ文化に触れられる作品。
面白い、面白くないとかではなく、時代の記録として観ると興味深いです。
「喜劇 女は度胸」
森崎東監督の初監督作品。
純情な青年・桃山学(河原崎)が工場勤務の女性・白川愛子(倍賞)に恋をすることから始まるドタバタ喜劇。
倍賞美津子と河原崎建三が主役ですが、学の父親役・渥美清の存在感が際立っていて、エネルギーに満ちた作品です。
ロングブーツ、ミニスカート、ゴーゴーブーツなど、注意深く観ると、1969年のファッションがよくわかる作品。
「薔薇の葬列」
1969年という混沌とした時代が凝縮された実験映画。
新宿のゲイバー「ジュネ」の看板少年であるエディ(ピーター)の呪われた宿命を描いてます。
シリアスな展開のなかにコメディー要素をらいれた独特な作品。
ファッションも最先端で洗練されてました。
さいごに
今回は、1969年公開の映画を紹介しました。
1969年については、またしっかり投稿したいと思います。
ではまた。
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