1960年代の若者ファッションがわかる映画
こんばんは。
今回は若者ファッションがわかる映画を紹介
します。
それではスタート!
60年代映画はスーツが多い
60年代の日本映画を観ていると、登場人物の
男性がスーツのことが多いです。
女性だと、落ちついた雰囲気のオープンカラーシャツが、地味な作品だと登場回数が高め。
(↓の「青空娘」はそこまで地味ではないですが。)
働きはじめると、フォーマルな服装になってくるので。
衣装を楽しむなら、若者が主役の映画になって
きます。
特に大学生は行動範囲も広くて、服装も自由なので、大学生を描いた作品がおすすめです。
前置きが長くなりましたが、さいきん観た若者映画を紹介します。
歌え若人達(1963)
▪️配給:松竹
▪️形式/時間:カラー/86分
▪️監督:木下恵介
▪️キャスト:松川勉、川津祐介、三上真一郎
本作はYouTubeでレンタルして観られるのが
ポイントが高いです。
1963年1月6日に公開された作品。
正月映画とあって、キャストも豪華で明るい
雰囲気です。
倍賞千恵子も出ていますし、渥美清、佐田啓二などが少しだけ出演します。
男は↓みたいな無地のニット姿が多くて、
地味です。
ただ、冒頭に少しだけ男性のファッションショーのシーンが映ったのが新鮮でした。
レディースのファッションショーが映画で映る
ことはよくありますが、メンズのファッションショーは初めて観ました。
女性の衣装は男性に比べて華やかです。
↓この福が気になりました。60年代の映画でデカ襟の服はよく出てきますが、この岩下志麻着用のものは特に大きいですね。
この服についてまたわかり次第、報告します。
おしゃれな映画ではありませんが、たくさんの若者の服が見られるので史料的な価値はあると思います。
その他・60年代の若者ファッションがわかる映画
ヴィジュアル推しの若者映画はありますが、
配信で観られないという難点が。
▪️若大将シリーズも12作目まで大学生の物語。
男女両方の衣装に力が入っているのでおすすめ。
ただ、DVDが約5000円と値が張ります。
▪️「女は抵抗する」(1960)は50年代のロカビリーブームを描いた音楽映画で、こちらも当時の若者ファッションがわかります。DVDは2200円くらいで買えます。
(若者映画というか、若者文化をテーマにした作品)
まとめ
60年代、若者映画も数多く作られましたが、
カラー作品でヴィジュアル面も良くて配信で観られるとなると限られてきます。
ヴィジュアル推しの若者映画が見つかったら、
また紹介します。
ではまた次の更新で。
🔽「歌え若人達」はPCだとここからレンタルできます。
https://www.youtube.com/watch?v=gsC3eWto4VE
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