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「自然流育児」食生活について

小児科医真弓定夫先生の書かれた著作「自然流育児のすすめ」から学び、私なりに解釈していいなと思った内容や実践した知識をご紹介します。

食生活については特に育児の枠を超えて、学ぶことがたくさんありました。

身土不二(しんどふに・しんどふじ)

その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方。

土地のものというのは鮮度だけでなく食材の性質としても理解できるものですね☺️
例えば暑い地域ではゴーヤは適しているけど北海道でゴーヤは体を冷やしすぎるというのは何となく理解出来るのではないでしょうか?
生薬では同じ植物でも採れる土地、地域によって若干性質が異なります。このように考えると、先程のゴーヤも北海道で採れたものより沖縄で採れたものの方が体を冷やす作用が強いかもしれませんね😊

季節のものというのも皆さんのイメージ通り食材の性質に関わります。一年中スーパーで買うことが出来るようになった野菜も、この考えでふと立ち止まってください。買っちゃいけない、食べちゃいけないというわけではありません☺️自分の食生活が本当の意味で豊かになるよう取り入れてみてください✨

そして、

無理に1日◯◯品目を目指さなくていいのです❗️

様々な食材を取り入れるというのはとてもいいことです。ただ、時期でないものを取り入れてまで◯◯品目にする必要はありません。
1年を通して様々な食材を取り入れるという方が本来自然なことなのです。
真弓先生も著書の中で「生きもの全体を食べること」と記されていますが、今の時代で言うホールフードといったこの考え方も合わせると、1日に摂る食材の数が少なくても様々な栄養、微量元素などを取り入れることができます😄

不自然なものを摂らない

必ず腐るものを腐る前に食べる。
次の世代を生み出す能力がある(植物なら芽が出てくる、動物なら子どもを生める)ものを食べる。

腐るものを食べると聞いて少し驚きますよね😂真弓先生、面白いです。

・保存料などの食品添加物
・農薬
・F1品種
・GMO       など
私が最近気をつけている食について関わる不自然なものを一部挙げました。もし、気になる言葉があれば余裕があるときに調べてみてください☺️

これらは、あまりにも市場に広まっており全てを完璧に排除することは出来ません。

大切なことは、私達消費者がこのような不自然なものを理解し、自然なものを食べ物として選択していくこと、自然なものを作る生産者を応援し生産者が安心して作れる社会にしていくことだと思っています☺️

年齢に合ったものを食べる。

自分でとることができるものを食べること。

具体的には
◯ハイハイ、ヨチヨチ歩きができる子どもは(昔は小さな虫を捕まえて食べたり)野草などをとって、または完熟して落ちてきた果物が食べられる。
◯木登りが出来るような年齢では、多少未熟な果物を食べてもよく、捕まえられる小さな鳥なども食べられる。
◯若くてたくましい男性ならば牛が出てきても倒せる、船を作って漕ぎ出してマグロやブリを捕まえられるのでそれらを食べてもよい。
◯体が衰えてきたら、小さい子ども達が食べるようなものにもどっていけばよい。

どうですか☺️?

私はこの考え方を知って衝撃でした😳!真弓先生いわく、昔は当たり前の考え方だったようです。
勿論、「根拠は?」「食の楽しみは?」等、賛否大きく分かれると思います☺️

私は面白いと思いましたので、迷った時にこっちの方がいいかなという程度の判断基準に取り入れています。
例えば娘の離乳食で初めて果物を選ぶときにはバナナやリンゴではなく苺にしました🍓
旬だったこともありますが、娘が自分でちぎって口に入れている姿が想像できたのでその方が自然かな?という程度です☺️

色々な食事法で言えることかもしれませんが、「この理屈に合わないものは食べない」と厳密にすると息ぐるしいですし、食事が楽しくなくなります。要はバランスなので、この理屈をエッセンスとして食材を選ぶ楽しさや理屈に合わないものは摂り過ぎないよう気にかけて楽しめばよいと思います☺️

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