こどもになる810話:こどもがこどもに伝える戦争

2024年7月25日 18:59

「戦争」に
興味を以て、いろいろ調べるうちに
恐怖よりも、疑問や矛盾を感じるようになった子がいます。
ル・クッカーの仲間です。

料理を作り、食べて、片付けまで終わった。その後は、こどもたちが「何する？」って自分たちで相談していました。

その子が見せてくれた
自作の「戦争の漫画」

読んでほしいとお願いしたら…
彼は、ゆっくり静かに読みだした。

大人たちも手をとめて
こどもたちは前のめりで
みんな彼が伝える「戦争」を想う。

戦争は、経験した人が伝え
風化させてはならない歴史だと…私は思っていたけれど…経験したことのない、こどもがこどもに伝えている。
ハッとしました。

語りべさんじゃなくても
もう繰り返してはならない、人が人を殺しあうような、こどもたちが「おかしい」って思うことをいろんな表現で、伝承している瞬間に…私たち大人が「平和ボケ」してるんじゃないかって。
思い込みを剥がしてくれました。

B29が、広島に原爆を落とした話。
私のところに来てくれるこどもたちは
「どうせわからないでしょ」って、すっ飛ばされる経験が多い気がします。
でも、みんな真剣に見て聞いていました。

その子のお母さんが漫画家志望だったと、後で聞きました。
家に、漫画を描くグッズがたくさんあるんだと教えてくださいました。
親から子へ…伝承されることもある。

表現や感じ方は、一人ひとり違って◎
人から人ヘ伝え続けていくんだなぁ。

●一般社団法人　こどもになるHP
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●児童発達支援員放課後等デイサービスル・クッカーhttps://m.facebook.com/groups/915401725660074/?ref=share

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