見出し画像

どうして防災と国際交流なの?

こども防災協会では様々な国のボランティアを積極的に受け入れてこどもたちに防災について教えています。
ボランティアに参加してくださる方はフィリピン・インドネシア・マラウイ・イギリス・マレーシア・ベトナム・アメリカなどあらゆる国から来てくださっています。


あえて様々な国からのボランティアを受け入れることによりキャンプをより充実したものとしたいと考えています。

国際交流のメリット


なぜこども防災協会はボランティアを様々な国から受け入れているのでしょうか。「国際交流」とは、自国以外の人と交流することによりお互いの国や文化についてよく知ること、そのための活動をさしています。

普段家族や地元の友人、同じ日本人としか接する機会がないと、日本の文化や日本人の考え方が基準になってきます。しかし世界に目を向けると日本というのはたくさんある国の一つにすぎず、土地も変われば考え方も文化も違う中生活している人が大勢います。

「国際交流」により世界に目を向け、さまざまな考え方や価値観を持つ人たちと接し、視野を広げてもらいたいと思っています。

また、日本人でないと話せない、日本語しか話せない・・・と思い込んでしまい、外国の方と親しくなるのを躊躇してしまうこともあります。

でも言語の壁というのは思ったほど高いものではなく、大切なのは気持ち。仲良くなりたい、一緒に笑い合いたい、助け合いたいと思うだけで通じ合うものです。共に活動を行うことによってこどもたちに積極性も身につけてほしいと思っています。

そして外国からのボランティアの方と接しているとやはり英語が話せるともっといろいろ楽しめたのに・・という気持ちになります。英語を取得したいという気持ちを育むのもこのキャンプの目的の一つです。

国際交流により身につく「生きるちから」


こども防災協会は突然の災害に直面しても生き抜く力をこどもたちに身につけてほしいと思っています。災害時に文化や背景の違う多様な人たちと物怖じせず協力し合いながらできることを行う力を身につけてほしいと思っています。

それはこどもたちに「生きるちから」を身につけてほしいから、文化や背景の違う多様な人たちの中で共生の感覚を身につけてほしいからです。

個人として成し遂げられることも多くありますが、こどもたちは周りと好ましい関係性を持つことで様々な感覚や意識を成長させていきます。仲間と共に何かを行うことで協調性や達成感、充実感など味わいます。仲間を思いやる気持ちや成功を共に喜ぶ気持ちなども知っていきます。

国際的な交流を通して偏見を持つことなく力強く生きていきていく力、生き抜く力を身につけてほしいと思っています。


いいなと思ったら応援しよう!