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なぞ解きゲームで育む子どもたちの防災意識

防災訓練は大切ですが、子どもたちにとってはむずかしく感じることもあるかもしれません。しかし、遊びを通じて学べる環境があれば、楽しみながらも大切な知識を身につけることができます。
今回は建物の中や外にかくされたヒントを見つけ出し、チームでなぞを解いていくゲームにチャレンジしました。

ふだんの生活ではなかなか味わえない体験にはしゃぎながらも、いざというときに役立つ知識をしっかり学んだようです。

チーム力をあげるために


チーム力を上げるためにみんなで手をつないでスタートしました。
ふだんはこんな風に手をつなぐ機会はほとんどなく、少し照れながらもうれしそうです。
子どもたちは手をつなぐことで仲間との連帯感を強めます。
災害時でもチームワークが必要になることがありますよね。
たとえば、ひとりではできなかったことが周りの人と協力するとできるようになったり。
手をつないで行動することは、いざという時の心の支えにもなります。

隠されたヒントを探そう


ゲームはいくつものミッションをクリアしなければなりません。
子どもたちは建物の中や外のさまざまな場所に隠されたヒントを探しにくり出します。

クロスワードを埋めていく作業は、ただ情報を得るだけではなく、どこに何が隠されているかをよく観察したりかんがえたりと、チームのみんなで協力することが大事です。
チーム内では役割分担が自然と生まれ、みんなを引っ張るリーダー的存在やムードメーカーなど、じぶんたちの強みを活かしながら、クロスワードを完成させていきました。

学びと実践


答えは「経口補水液」でした。

経口補水液とは、脱水症状や熱中症予防には欠かせない飲み物で、市販のものだとOS-1が有名です。
ゲームを通じて水分補給の重要さを学びます。そして実際にじぶんたちで経口補水液をつくり、飲んでみました。
経口補水液づくりを実践することで、知識がつき、いざというときには役に立つかもしれません。
今回は、水分補給がいかに大切なことか、あらためてかんがえるよい機会になりました。

まとめ


今回実施したなぞ解きゲームは、単なる遊びではなく、子どもたちが防災の知識を身につける貴重な体験となりました。

また、チームで協力することで助け合いの精神を学んだり、経口補水液の作り方を学んだりと、楽しみながらもいろんな知識を得たのではないでしょうか。

そして今回も、たくさんの国際ボランティアの方にご協力をいただき、さいごまで安全にゲームを進めることができました。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

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