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第11回こどもレストラン・スペイン編~演奏レポート~

2018.06.17
第11回こどもレストラン・スペイン編が行われました。


こどもレストランには、

~食と音楽の世界旅行~という副題がついているので、

おいしく食事をしたあとは、音楽の時間🎵

ここでは、食後に行われたミニコンサートの様子を中心に、

お伝えしていきます!


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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。


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今回の旅先は・・・スペイン!!

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「情熱の国」と言われている、スペイン

ラテン系の雰囲気を醸しているスペイン人は、明るく情熱的! 楽天的で感情表現が豊かだと思われている一方で・・・時間にルーズといったイメージも持たれやすいそうです。

「シエスタ(昼休憩)」の文化が根付いているからでしょうか?


スペインでは、このシエスタが毎日14:00〜17:00頃まであり、多くの企業や商店、官公庁までも休業となります。

なんでも、母が愛情をこめて作った昼食を、ゆっくり時間をかけて楽しむという食事習慣があり、シエスタの時間に一度帰宅する人も少なくないようです。

なんとも素敵な文化ですね。

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他にスペインの名物と称される、「サグラダ・ファミリア」や「アルハンブラ宮殿」などは、スペインを代表する歴史的建造物で、スペインを訪れたら外せない場所ですね。

群衆を熱狂の渦に巻き込む「闘牛」や、魂を震わせる「フラメンコ」なども、スペインを代表する伝統、文化と言えるでしょう。


さてさて、それでは早速「情熱の国・スペイン」の演奏曲紹介です!

1. ジョルジュ・ビゼー作曲 オペラ『カルメン』より
『ハバネラ(恋は野の鳥)』

スペイン南部のセビリアが舞台となっている『カルメン』は、ジョルジュ・ビゼーが作曲した、フランス語のオペラです。

【あらすじ】
真面目な男性・ホセが、自由に生きる女性・カルメンに恋をする。
ここからホセの人生は大きく狂い始める。
2人は結ばれるが、気の変わりが早いカルメンは、すぐにホセを捨ててしまう。失恋し、嫉妬に狂ったホセが、カルメンを殺してしまったところで幕が下りる・・・。

『カルメン』は、多くの名曲がそろっているオペラです。

今回歌った『ハバネラ』以外にも、『闘牛士の歌』や『前奏曲』も、よく演奏されている曲ですね。

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男声を誘惑するシーンで歌われる『ハバネラ』
【歌詞】
恋は野の鳥、言うことを聞かない。
飼いならすことなんか、だれにもできない。
いくら呼んでもムダ、気が向かなければ来やしない。
脅してもすかしても何にもならない。
饒舌な人に寡黙な人。その寡黙な人のほうが私は好き。
何にも言わないけど、そこが好き。恋はボヘミアンの生まれ。
掟なんて知ったことじゃない。
好いてくれなくても、こっちから好いてやる。
あたしに好かれたら覚悟しな。
まんまと小鳥を捕まえたと思った瞬間、
小鳥は羽ばたいて飛んで行ってしまった。
恋が遠くにあるときは待つしかない。
待つ気がなくなったころ、恋はまたやって来る。

【引用】https://opera-libretto.blogspot.com/2013/03/nr231.html


2. モーリス・ラヴェル作曲『ボレロ』

ボレロとは、18世紀末にスペインから始まったダンス音楽のことで、舞踊家セバスティアーノ・カレッソが創作したと言われています。

ボレロは3拍子のリズムで踊るダンス、または音楽のことを指しますが、元来は歌にカスタネットやギターでリズムをつけ、1人またはペアで踊るダンスだったようです。


モーリス・ラヴェル作曲の『ボレロ』は、フィギュアスケートのCMでお馴染みの曲ですので、皆さんも耳にしたことがあるかと思います。

 ずっと同じリズムが繰り返され、そのベースは小太鼓によって刻まれます。

今回は、こどもシェフたちと一緒に、この3拍子のリズムを練習し、みんなで合奏しました。

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一生懸命練習するこどもシェフたち


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さささんが演奏する姿に、釘付け!!


みんなで合奏することができ、嬉しそうなゆりねぇさんとさささんでした。

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演奏の様子は、こちらからお楽しみください。


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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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