見出し画像

スタッフ紹介vol.4:しんやくん

いつも「こどもレストラン」のnoteをご覧いただき、ありがとうございます!

ここでは「こどもレストラン」の運営を支えるスタッフについて、インタビューをご紹介いたします。

「こどもレストラン」では、お手伝いしていただける方々を大募集しています!
運営に携わってみたい方や、おとなカフェで講師をしてみたい方など
興味がありましたら、ご連絡ください!(kodomo.rest@gmail.com)


* * * * * * * * * * *


今回は、2020年4月から、こどもレストラン事務局メンバーに加わった「しんやくん」です!

画像1

第1回の開催時からカメラマンとして参加し、みんなの成長を見守り続けてくれている、しんやくん。

カメラレンズを通して「こどもレストラン」の魅力を多くの人に伝え、節目節目で的確なアドバイスをくれるしんやくんに、こどもレストランへの思いを聞きました。

* * * * * * * * * * *

一歩引いているからこそ見えてきた「こどもレストラン」の魅力

——第1回のこどもレストラン開催時にカメラマンとして参加していますが、普段も写真を扱う仕事をしているのですか?

しんやくん:現在は東京・渋谷にある、書店や雑貨店を持つ編集企画会社の編集部にいます。主に、いろいろな会社さんのウェブサイトの記事やコンテンツ制作をお手伝いさせてもらっています。

第1回のときには、僕自身、こどもレストランでどんな仕事ができるか分からなかったんです。けれどイベントの準備の話が進んでいく中で、たまたまカメラ担当の枠が空いていたので、当時持っていたミラーレス一眼で記録写真を撮らせてもらうところから始まりましたね。

画像2

記念すべき第1回のスタッフの皆さん!
ちなみに僕は、右上の方にいますね(笑)。

そのときは、とにかくたくさんの写真を撮ることに精一杯でしたが、回を進めるごとに、記録としても形に残るような写真を撮るよう、意識できるようになりました。例えば、こどもシェフの活躍する姿はもちろん、会場の様子や、どういったレイアウトでスタッフのみんなはどう運営しているのかといったところなど、後から振り返ったときに分かるよう、全体を引いた写真も撮るようになりました。

また、おとなカフェが始まってからは、講師の方の動きに加え、大人の皆さんが夢中に取り組んでいるシーンが撮れるよう、こどもシェフがいるテーブルと行ったり来たりしています。実は、カメラマンが一番運動量が多いかも? と思うくらい、必死にみんなのことを追いかけています!

——その仕事を生かし、今はこどもレストランnoteの編集担当として、「こどもレストラン」の魅力をたくさんの人に伝わるよう、奮闘してくれているんですね!

しんやくん:記事作りは、イベントとは違った難しさがありますね。どうしたらこどもレストランや事務局メンバーの顔や熱量が伝わるのか、もっと多くの人に読んでいただくにはどうするといいのか、など考えることは多々あります。ですが、その点は難しさや苦しさであると同時に、工夫の余地がまだまだあると考えることもできるので、その試行錯誤の面白さも感じているところです。

——頼もしいですね! そもそも、なぜ「こどもレストラン」に参加しようと思ったのですか?

しんやくん:20代のころシェアハウスに住んでいたときに、ちょうど「こどもレストラン」の第1回が開催されることを知りました。僕は大学で教育学部に所属していて教育実習を経験したり、もともと子どもと接するのが好きだったりすることから、メンバーとして参加しました。

画像3

ゆりねぇさん主催のプレーパークでも、
子どもたちと全力で遊んでいたしんやくん。

——しんやくんはその後日本を飛び出し、2年間海外で過ごしていたんですよね。帰国後は事務局メンバーとして運営に携わるようになりましたが、戻ってきたくなるこどもレストランの魅力って何でしょう?

しんやくん:「子どもが中心となって何かに取り組む・挑戦する」というイベントの形に、魅力を感じているのではないかと思います。なので、それを手伝うことができていることに、満足感を感じています。

また、保護者の方と離れて、個人/グループで奮闘する子どもたちの姿にかっこよさや凛々しさ、面白さを感じているのだと思います。カメラ担当として、すべての子どもたちに寄って写真を撮らせてもらうので、より一人ひとりがどういうふうに頑張っているかを捉えやすいのかなとも思います。そんな子どもたちが輝いている瞬間を逃さないようにしたいな、とは常に意識していることですね。

画像4

画像5

画像6

子どもたちが見せてくれる一瞬の表情を逃さずキャッチ!

——なるほど~! ほかにも写真を撮る際に気を付けているポイントはあるんですか?

しんやくん:こどもレストランでは、イベント終了後に写真データをプレゼントしているので(写真撮影を許可してくれた方のみ)、まずはその回に参加してくれているこどもシェフ、大人の方々の個別カット写真は、絶対に押さえるようにしています!

子どもと大人、それぞれ離れて活動をするので、後から自宅で写真を見返したときに、「家では見せないけれど、こんな表情をするのね!」と、子どもの成長に気付くきっかけになったらいいなと思って、シャッターを切っています。

また、こどもシェフ同士が連携しているところ、スタッフとコミュニケーションを取っているシーン、作業中の子どもの目線や手、動きが分かるような写真も撮るよう、意識していますね。

会場にいるすべての人を笑顔に

——先ほどの話の中で「保護者の方と離れて」と話していましたが、その点は「親子料理教室」みたいなものと違いますか?

しんやくん:う~ん、そうですね。この間、記事にもなっていましたが、「保護者から離れて子どもたち自身が自分たちの手で料理を作る」という一連の流れが、子どもたちにとって貴重な経験になるのではないかなと。それ自体が、こどもレストランが提供している価値の一つでもある気がします。

もちろん、保護者の皆さんに対しても「おとなカフェ」という大人向けのワークショップを用意していて、会場にいるすべての人に飽きさせない配慮がされている。そうしたことを実現しているこどもレストランは、ホスピタリティが高いイベントなんじゃないかな、と感じています。

画像7

第5回ドイツ編のおとなカフェの様子。書道体験を行いました。

——子どもたちだけでなく、来てくれたすべての人を笑顔にしたい! という思いが伝わってきますね! 今後、こどもレストランでやりたいことはありますか?

しんやくん:こどもレストラン写真展をやってみたいですね!

第10回開催時に、これまでの様子の写真を展示されていましたよね? そのときはちょうど海外にいたので、参加できなかったんです。次回もしあれば、展示構成なども含めて、事務局メンバーと一緒に開催できるといいな、と思っています。

画像8

——しんやくん以外にもカメラマンとして協力してくれた方が、ほかにもいますもんね! それぞれ、写真の撮り方が違うので、その人の目線から見えてくるこどもレストランの姿もありそうですね。

しんやくん:僕は第1回から数回はミラーレス一眼で撮影していましたが、もっと子どもたちの表情や様子、彼ら彼女らが一生懸命に取り組んでいる・作ったものをきれいに残したいと思い、途中からは趣味も兼ねながらフルサイズのデジタル一眼レフを購入し、いまでも使用しています。

——時代ごとの写真の違い、子どもたちの表情にも注目して、見てみたいですね!

しんやくん:「いただきます」のシーン、家族で笑いながら食べているところ、こどもシェフがおいしそうに食べているところなど、イベント中にはシャッターチャンスがたくさんあります。

食後の演奏の際も、演奏者はもちろん、参加者の皆さんが聴いている表情も、できる限り撮れるよう、体を張っていきたいと思います!

非日常を味わう

——最後に、未来のこどもシェフたち、ご来店されるお客さま(大人の方々)に、メッセージをいただけますか。

しんやくん:未来のこどもシェフの皆さんへ。
友達と、もしくはその日に会ったみんなと一緒に料理をするという経験は、なかなかできないものだと僕は思います。おうちでごはんを作ったり手伝ったりするときとは、また少し違った感覚を味わえるのではないでしょうか。

いまはまだ新型コロナウイルスの影響で、実際の会場での開催が難しいですが、いつかみんなとお会いできる日を楽しみにしています。そのときは、カメラを持っていると思うので(たぶん笑)、ぜひみんなのかっこいい姿を撮らせてください!

保護者の皆さんへ。
「食と音楽の世界旅行」というテーマは、子どもたちが調理をする数あるイベントの中でもなかなか見かけない、珍しいものだと思います。世界の国や地域の有名な・伝統的な料理に触れることや、周りの人たちと協力して調理すること自体に意義があると感じています。加えて、家族みんなで食事ができる時間と空間や、生演奏の音楽を聴くことは、非日常の体験になるのではないでしょうか。

大人の皆さんが楽しんでいただけるような「おとなカフェ」の魅力的なプログラムもあるので、リアルで開催される際にはぜひ一度来てみてください。

——貴重なお話、ありがとうございました! しんやくんの冷静な分析力で「こどもレストラン」がさらに発展していくことを、楽しみにしています!

画像9

* * * * * * * * * * *

最後まで読んでいただきありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
下のリンクをご覧ください。

* * * * * * * * * * *


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?