「シェフ認定式」に込められた思い
皆さん、こんにちは。
今回は、こどもレストランの最後に行う「シェフ認定式」について。ここでは、シェフ認定式に込められたスタッフの思いを、お伝えしたいと思います。
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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。
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シェフ認定式とは
こどもレストランの締めくくりとして行っている「シェフ認定式」。
スタッフとして、認定式をする上で大切にしていることが2つあります。
①シェフとして立派にやり遂げたこどもたちをたたえる
②1日を振り返り、親と子をつなぐきっかけにする
イベントとして最後のちょっとした時間ですが、ここにスタッフの思いが全て込められていると言っても過言ではない、大事な時間なのです。
①シェフとして立派にやり遂げたこどもたちをたたえる
シェフ認定式では、こどもシェフに一人ずつ出てきてもらい、調理サポートを担当したスタッフから「カントリーシール」と「シェフ認定証」を受け取ります。
胸元にシェフ認定証を付けると、誇らしげに帰っていくこどもシェフたちの姿があります。
形に残るものがあると、頑張りを実感しやすくなりますよね!
②1日を振り返り、親と子をつなぐきっかけにする
こどもシェフが料理をしている間、家族の方々は少し離れてワークショップ「おとなカフェ」を行っています。そのため、こどもたちがどんな様子で参加しているのか、見ることができないのです。
そこで、担当スタッフがカントリーシールとシェフ認定証を渡すタイミングで、「こどもシェフ一人ひとりの頑張ったところ」を伝え、家族の皆さんにも共有しています。
小さい子のサポートを積極的に行っていた姿、
お父さんお母さんのことを思って作っていた姿、
初参加で親から離れて一生懸命頑張ることができた姿など・・・
一人ひとり頑張ったところは違います。
そんな一人ひとりの姿を共有することで、
「こんなこともできるようになったの!?」と
家では見せない意外な姿に、驚くお母さんやお父さんがいたり。
そんなこどもたちの成長を感じ、親子のコミュニケーションのきっかけになったらいいなと思っています。
こどもシェフたちにとっても、自分の良いところを振り返る時間になればと思っています。自分の姿をみんなの前で褒められると、ちょっぴり恥ずかしいけど、嬉しいものです。
それが自信となり、「やってよかった」と思ってもらえたらいいなあ! と思うのです。
ここだけの話・・・
シェフ認定式が始まるまでの間に、それぞれの担当スタッフたちは、こどもシェフにかける言葉を
「どうしたらそのこどもシェフの良さが最大限に伝わるか」と
必死になって、いろいろと思い返しながら考えています(笑)。
調理中ずっとそばで見守っていたからこそ、スタッフには、伝えたいこどもシェフの姿がたくさんあるのです!
たった一言のスタッフからのメッセージですが、そこには大きな思いがたくさん詰まっていること、知っていただけましたでしょうか。
「シェフ認定式」も、こどもレストランの醍醐味として、お楽しみいただければと思います♪
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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