11/21:逆説のスタートアップ思考

孫さんの弟さんの著書を読みまして、スタートアップの戦い方について書いていきます。

ただこの辺りの内容はスタートアップ界隈であれば基本中の基本で、
僕の頭の中にも完全にしみついているので、改めて整理ということで行きましょう。

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合理的より不合理なビジネスを行え


これは、世の中的に「そんなサービスおかしくない」というようなサービスを指します。


民泊シェアサイトのAirbnbや配車シェアサービスのUberも、
サービス開始当時は、人の家を一時時に借りるなんて誰も思っていませんでしたし、自家用車に赤の他人を発想なんて認めてもらえませんでした。

ほとんどの投資家が投資をその当時断っていたのは有名な話です。
誰もが目を疑うようなサービスを始める事の方が、
市場に浸透したときに爆発的に伸びやすいということです。

ニッチ市場で勝負をする


ここで大切なことは二つです。
一つは、100人のファンより一人のファンを作ること。


マス向けのサービスではなく、たった一人に刺さるサービスであれば、
同じような人種の人がコアなファンとなり徐々に認知され、
市場に認知されているときには、爆発的に伸びるということです。


もう一つは、ニッチすぎる市場を狙わないこと。
極端ですが、モザンピーク国の伝統料理を日本で初めてもスケーラビリティはありません。

今は小さい市場でも将来的に市場価値が爆発的に伸びる市場を抑えるのが理想です。そのスケーラビリティの判断が難しいですが、
この本では、まずはサービスやプロダクトはベータ版でも発展途上段階でもいいので、市場に出してみてそこでスケーラビリティを計測することが大切であると書かれています。


イノベーションがすべてではない


ゼロ→1へと新しいものやサービスを創造することだけがイノベーションではありません。
イノベーションを起こすメリットとしては先行者利益があることですが、
一番大切なのは先行者利益ではなく、先行者利益の先にある残存者理利益、要するに事業がスケールして市場が大きくなったときに利益をしっかりとることです。


であれば、ゼロ→1のイノベーションでなくても他社がやっているサービスに工夫を少し加えたりして、ビジネスモデルの根幹をだけを真似、リソースを最大に投下すればその分のリターンは返ってくるということ。


規模の経済が働いて、リソース投下により発生するコストが低くなっていき利率を上げていきます。


これは完全に大手企業の戦い方であったりもしてこれに巨大な金額が動くのが買収など資本提携に当たります。


今日は、スタートアップがとるべき思考について書きました。
これはもう脳内にしみついますが、改めてスタートアップは面白いなと思いました。また明日です。

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