無条件に相手の事を信じ愛せるか

先日、陰口や誹謗中傷を耳にする場面があり非常に心が苦しくなりました。

その場からすぐに離れたかったのですがどうしてもできない状況。。

聞いているとたしかに話にあったような事実があったのでしょう

ただ文脈上その話が正しいと仮定しても・・・

陰口や誹謗中傷を聞いているとやはり心はとても苦しくなり
悲しい気持ちなりました。

せめて直接言って話し合うとか
言わないならもうそれ以上誰かにその事を言う必要はないように思います。

結局好き嫌いやその人のスキルとかばかりで判断していて

世の中のピラミッド構造
ハイアラーキー的な部分の闇は根深いと感じます。

この事は何か今の僕に対するメッセージなのだと思います。

誹謗中傷を笑いながらしていた人たちも
何かテーマがあってその現象が起こっていると捉えられたら
それだけで全く違う話し合いになっていたでしょう。

昔、自分にもそんな時期があってよく誰かのことを否定してました。
愚痴を言っている時って凄くスッキリした気がするんですよね。

聞いてくれている人も
「そうだよね、そういえばこの前もあいつは・・・」
みたいな形で同意してくれてどんどん広がっていきます。

いかに自分たちが悪い波動を世界にばら撒いているかに気付かず・・・

僕自身も何も世の中のことを学んでいない時
自分のレベルの低さに気付いていない時は
本当にそんな事ばかりをしていて
自分が世の中のピラミッド構造の術中にはまっていました。

そこからあまりにも自分の人生がおかしくなっていき

今の人生の流れは明らかに何かおかしい・・・

と気付いて多くのことを勉強するきっかけになりました。

誹謗中傷が当たり前になるとそんな人達が周りに寄って来るので
日常で文句を言うのが当たり前になってきます。
これもある種の引き寄せの法則ですね。

当時は本当に何をやっても全くうまくいかず
人生がどんどん坂道を転がり落ちるように悪化していきました。

いつも一緒にいる人からの影響って本当に侮れないです。
どんどん自分の性格が最悪になっていくのにそこに気付けないばかりか
自分は正しくて周りが間違っていると本気で思ってしまうようになります。

人生が悪い方向に行き、

”このままじゃだめだよ”
”今の自分を変えて”
”今の自分の過ちに気付いて”

というメッセージが自分に来ていて現象化しているだけなのですが
多くの場合そんなことには気付けません。

目の前の現実を憎み、さらに状況は悪化していくという負のスパイラルに陥ります。

そこから抜け出すのには本当に何年もかかりました。

今は少しずつではありますが、周りにいる人も変わっていき
自分の出している波動がそのまま自分に還ってくるのを感じています。

冷静に考えればわかると思うのですが、どれだけ世の中的に凄いスキルや才能があっても性格というか人格が最悪だったら誰もついていきたいと思いませんよね。

何もそういったスキルや才能がなくても、ただそこにいるだけで場を温かくしてくれるような明るい波動の人の方がいいと思いませんか？

「無条件に相手の事を信じ愛せるか」

僕たちはいつもこのことを忘れがちになります。

今この瞬間に人は誰だってどんどん変わっていくことができます。

でも多くの人から”こいつはだめだ”と見られると
本当にその人自身もそうなっていきます。

観測者効果と言われていて、実際にそういった実験も行われて研究されています。

こう考えると環境や周りにいる人って自分の頭で色々考えることよりはるかに重要かもしれません。

だから目の前の人が今どんな状況でも信じてあげるのって誰もが世の中のためにできる凄く重要なことのように思います。

もちろん他人ばかりではなく自分のことも信じてあげましょう。
ダメな自分も認めてあげましょう。

今日もあなたの人生が少しでもより良い未来に繋がっていきますように。

ありがとうございました。