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"バンヤンの広場" 本で旅する!

新年を迎え
最初のメッセージは、今なかなか自由にはできない『旅』がテーマで
お届けします

カメラ女子部 761

"追体験"その4

・・・「大西」さん・・・
エディのインドは、私にとって日常とかけ離れた未知の世界に
連れて行かれる体験だったけど、エディの「イザット(名誉)」が
いつどんな体験の中にも織り込まれていたから、
この旅をいっしょに体験できたこと誇りに感じます。
私もエディみたいに「自分のイザットにかけて」と言えるように
生きたいです。

そして もうひとつ

・・・「さとうみさこ」さん・・・
現実には知らないけれども…
この物語に触れている時は私の周りには風が吹いている
吹いているというより空気が取り巻いているという言い方の方が合っている
インドの空港に立っているだろう という空気
ホテルミステイクであろう という
カトマンズ ドイツ という
そんな空気と一緒に旅を感じていたように思う
それから思い出していたのは真夏のダッシュボードの匂いと車の窓を
全開にした時の空気だった
働いて貯めたお金を全部使って軽自動車を買った年の夏の空気 
この物語は私にとってその時と同じ感じがあるのかもしれない
うっかりすると読みながら泣いていることに気がつく
知らない間に涙が流れていて ああ泣いていたんだ と思う 
自分は何をしているんだろう…ここから何処に行きたいのだろう… 
高度成長期に乗れてない自分がいて、いつも孤独を感じていた
エアコン搭載が当たり前でななかった当時の軽自動車
真夏、窓を全開にした空気 それからフュージョンとか
モータウンとか言われていた音楽のひとりドライブ
そんな風景と重なっていた物語だった
それでも、私は一生懸命だったし、周りには優しい人がいた
夏になったらまた読み返すように思う

いい旅をありがとうございました

そして この本で一緒に旅してくださった
「大西」さん、「さとみさこ」さんお二人に
アキラ×エディからの
お礼メッセージです

読んでいただいて、ありがとうございます。
そして一緒に旅をしていただいてありがとうございます。
イザットを胸に、そして世界の風をそこに吸い込んで…
僕たちは一緒に旅をしています。
ーー Akira & Eddy 2021/1/15

実際に『旅』することはしなくても、本を手に取り、読み進めていくと
そこには 未知でありながら 
どこか自分の人生で体感したことのある空気や景色を感じ
追体験の『旅』に出ることはできるのですね

きっとそこには、同じ対象だけど 違うそれぞれの方の
追体験が存在している

そして二度、三度と読み返すと そこには違う『旅』が待っていて
追体験を重ねていき 味わうことができそうです
一度目とは違う景色がみえてくるかもしれませんね

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