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死に行く列車

泣きながら目が覚めた。夢があまりにも悲しくて。

私たちは死に行く列車を待っている。ホームに並んで列車が入ってくるのを待っている。でも、往生際悪く私は「死にたくない!私たちはまだ若い!乗るのをやめよう!」と声をかけた。幾人もが並んでた。1人づつ一列目から乗って行く。
私はまだ生きたい!まだ生きたい!生きよう!と声をかけた。一緒にいた旦那さんは残ってくれた。

でも気がつくと娘は乗って行ってしまった。あの列車は本当に死に向かって行く列車だったのだろうか。
生きている自分には、あの先を知ることができない。

私は深い悲しみで生きていく気持ちがなくなった。

泣き叫び、悲しくて、生きるのが辛くなった。

という夢を見た。

本当にワンワンと泣きながら目が覚めた。
あまりにもリアルに覚えているので、書き留めてみる。死の順番を受け入れなかったから、生きる意味を失ったのか、そう頭をよぎった。

人はいつ死が来るか、その瞬間まで本人も分からない。毎日が尊くて毎日が大切だ。

死に行く列車を待つあの恐怖。私はまだ生きたい。
家族ともに。

夢占いでは

どんな意味があるのかとネットで調べてしまった。

子供の死はなんらかの良いことが起こる吉夢。悲しみが大きいほど大きな喜びが訪れる。
また、子供が自立して行くなどの意味もある。

春から中学生になる娘が、私たちの手を離れて成長して行くという暗示なのかもしれない。

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