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ポールウォーキングのススメ【認知症予防・転倒予防効果が高いディフェンシブスタイル】(3−19)

筆者が務めていた有料老人ホームでの話です。

認知症予防・介護予防チームのプロジェクトリーダーとして筆者が導入したのがポールウォーキングです。

入居者の中には
「ポールウォーキングで5センチも背が伸びた」
と喜んでいらっしゃる方もいました。

ポールウォーキングには姿勢改善の効果があり、実施により姿勢が改善され、結果として背が伸びます。

ポールウォーキングの良いところは、メタボ対策はもちろん、フレイル対策にもなり、極めて高い認知症予防効果が期待されることです。

筆者は日本ポールウォーキング協会認定マスターコーチプロです。
今回はマスターコーチプロの立場から、その素晴らしさについて語ります。

結論1:ポールを使うことで上半身の筋肉も動員し、全身の筋肉の90パーセントを稼働する全身運動になる

結論2:歩幅が拡がることで、認知症予防効果が期待できる


ポールウォーキングって何?

メタボ対策、フレイル予防、認知症予防の効果が期待できる
  1. フレイル予防への効果:

  2. メタボ対策への効果:

  3. 認知症予防への効果:

  4. その他の効果:

専用ポールを持たなければいけない、両手にポールを持って歩けるスペースが必要、という点ではウォーキングより手軽さは劣ります。

しかし
「もっと全身を使って歩きたい」
「もっと効果的なウォーキングがしたい」
「認知症予防に効果的なウォーキングがしたい」

という方にはお勧めのウォーキングスタイルです。

ノルディックウォーキングとの違い

ノルディックウォーキング(後方押し出し型)アグレッシブスタイル
  1. 歩き方の違い:

    • ポールウォーキング: ポールは踵の近くに置く「ディフェンシブスタイル」で足腰への負担を軽減し、正しい姿勢を保つ

    • ノルディックウォーキング: ポールを体の後方に押し出しながら歩く「アグレッシブスタイル」で、速く歩ける

  2. 効果の違い:

    • ポールウォーキング: 気軽に運動したい人や始めたばかりの人向けで、フレイル予防や認知症予防に効果あり

    • ノルディックウォーキング: カロリー消費が高く、本格的なスポーツ志向

筆者のお勧めは、やはりポールウォーキングです。
「ポールウォーキングのマスターコーチプロだから、ポールウォーキングを勧めてるのね」
と思うかもしれませんが、違います。

忖度しないで執筆します。
今までノルディックウォーキングで鍛錬してきた方以外は、ポールウォーキングから始めた方がいいと思っています。

少なくともシニアは、転倒しないことが重要です。
シニアには、ノルディックより転倒予防に効果のあるポールウォーキングの方が向いています。

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