本当に結婚は幸せなのか?衝撃の心理学が明かす仕組まれた恋愛模様

私たちが幼い頃に触れる物語の多くにはお姫様とヒーローが数多く登場し、彼らは一種のテンプレートのもとストーリーが展開されていきます。
女の子は従順で、おしとやか。男の子は勇敢で、活発です。女性は地位と名誉のある男性に愛され結婚し、男性は美しさと育児に長けた女性を獲得してハッピーエンドを迎える。
これらの恋愛模様は文化的水準で私たちの結婚に対する価値観へ多大なる影響を及ぼして来ました。

現代の結婚に対する基準も、もっぱら童話のもたらす影響の中にいます。すらりと美しいくなれば女性的な魅力を得ることとなり、ずっしりと稼ぐことが男性的な魅力を得ることとなる。
建前や世間体を気にしなけば、これが異性に求める私たちの本音です。それらの特徴を備えることが必須でり、幸せな人生にはパートナーとの結婚が不可避であり、常に異性からの視点で自己評価を下し続けます。

近年ではディズニープリンセスシリーズが、これらの性的な機能的特徴に関して型破りな視点から、もっと自由に描かれるよう創作の方針が時代とともに変えられています。
女性は受動的な姿勢から、能動的でたくましく、助けられるだけの存在ではありません。精神的なタフさ自立性などが感じられ、また物語のエンディングに関しても結婚がプリンセスにとってのゴールにはなっていません。

しかしながら100年に渡る長い歴史上、理想である「幸せの形」は伝統として現在も根付い人気を誇っています。
例えば結婚式という儀式を一歩引いた視点から俯瞰して覗き込んでみれば、その不合理性が伺えます。
数時間のセレモニーを開催し、年収に匹敵する予算がつぎ込まれ、伝統的な金集めのシステムが機能して、3か月分の給料が石に変わり、幼少期から抱かれている理想のゴールを具現化します。

多くの有能な起業家たちは初期の立ち上げに、大きな経済的負荷を避ける傾向にあります。
その後に現れる不特定なリスクに備えて、柔軟にポジショニングを変容させながら、その都度、必要となる予算を蓄えておく重要性を考慮してのものです。
このことは結婚式も同じで、その後の結婚生活が一種の共同経営だとすれば大半の燃料を始まりに使い切るのではなく、障害物をかわすための燃料として長期的な投資にまわすのが健全な経営だと言えるでしょう。

近年、日本では3組に1組の夫婦が離婚しているといわれていますが、その原因を検索すれば、隣に推測されるキーワードはお金です。

理論上、神への誓いも、感謝の言葉も、共生の覚悟も当人同士で心を込めて行えば、形骸的なセレモニーを行わずとも、その後の不滅の愛には影響を与えません。
であれば、大きな結婚式より身近な結婚生活を見据えてお金を配分する方が長期的な愛は保障されているでしょう。

お姫様に限らずヒーローにも童話は根強く影響しています。ヒーローは過酷な冒険の末、村にドラゴンの宝を持ち帰ることで、お城で待っている美しいお姫様と無事に結婚する。
自分が狩りへと出かけている留守中に愛する妻が炊事洗濯、子育てをこなし、帰宅すれば敬愛と癒しを受け取る。

そんな高すぎる期待値を夢に抱いて、ひとり資本主義社会へと戦いを挑み、家族のための戦果を得る。その代償にどれだけの我慢が必要であったとしても、自分の存在価値は数字でしか計れないものですから弱肉強食、泣こうが喚こうが勝たなければ無責任な大黒柱として劣等感に襲われます。
家に帰れば存在感を発揮するのは金がらみの相談だけで、幼少期に植え付けられた理想はそれを許しません。
すこし悲観的すぎる比喩が続きましたが、

男性は男性、女性は女性らしく振舞うべきステレオタイプはすでに崩壊しているのであって、残っているのは社会か、理想の結婚像が押し付けてくる義務感だけなのかもしれません。
多様性と柔軟性が求められる現代において、普通に従って結婚することは、そのまま地続きで墓場のような暮らしにしか、つながっていません。

もしかすると、結婚はそれぞれ別々の環境で作られた別々のボートに乗って航海を続けるようなもので、何気なく抱いている普通の幸せにそって漕いでいけば互いに離れていき、直そうと近づけば衝突してしまう。

末永く共に航海がしたいなら、互いの目線を独自の幸せに向けておくことが現代の幸せな結婚となる条件になります。

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