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ふくしっぽいはなし

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ふくしの話をなんとなく
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2020年5月の記事一覧

できなくてもいいんだよ、天国のスプーン

できなくてもいいんだよ、天国のスプーン

こんにちは。
車椅子の夫と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたです。

天国のスプーン皆さんはご存知でしょうか?いつだったかこんな話を耳にしたことがあります。

人は死ぬと神様にスプーンを渡されます。天国に行く人も地獄に行く人も違うことのない同じ柄のとても長いスプーンが渡され、違うことのない美味しそうなごちそうがテーブルに並びます。

地獄の様子を見てみましょう。みんな柄の長いスプーンを持ち、我先におい

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混乱の時代を生きる

混乱の時代を生きる

車椅子の旦那と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたですどうも~。

社会性を持つ生き物

人は人の手を借りないと生きられない

ということを自認しているかどうかで
生きやすさは格段に変わる。

諦念は時に、人に余裕を与えてくれる。
ある人はそれを割り切りだと言う。

自分の限界を知っている人は強いと聞いたことがある。

私たちは社会性を持ち、互いの能力の凸凹を補い合い助け合う生物。

そう感じたのはコロ

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“障害者”と呼ばれる人たちの世界に20年間、片足を突っ込んできた私の得たもの

はいどうも。車椅子の旦那と5歳の子どもと暮らす、平凡主婦のこぶたです。今日は私がこれまでの経験から得たものについて、個人的な偏見をたっぷり含んで(悪意はない)お話をしたいと思います。

知って欲しいこと障害がある人ってよく知らないから、なんだか怖いような気がして触れようとしない人が多いのが現実なのだけれど、1歩近づいて触れ合うと
そのひとりひとりは他の人と変わらず各々豊かで素敵な人たちだということ

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