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競馬の基本

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2023年10月の記事一覧

天皇賞秋 2023 枠順確定後 & 追切 感想

天皇賞秋 2023 枠順確定後 & 追切 感想


過去10年の秋東京9~13頭3歳上芝良馬場2000mの傾向枠別成績

天皇賞秋の枠別成績は4枠が良いが…

秋東京の9~13頭の3歳上の2000mでも4枠が良いが6枠が一番。
秋天でも6枠は人気よりも着順が良い。

人気より上の枠は2、3、5、6枠
2枠 エヒト
3枠 ドウデュース
5枠 ガイアフォース
6枠 ジャスティンパレス & イクイノックス

前走脚質

前走上り5位以内
③ドウデュース

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横山武史騎手の芝レースの傾向 2023年10月25日時点


*成績が向上した2020年以降の芝レースのデータです。2023年10月25日現在

私の横山武史騎手のイメージは『ムラがある』
今回、成績を調べてみても傾向は見えにくくムラがある。

コース別成績

北海道が得意なようです。
中山>東京ですが単回収率は東京の方がいい。
こういう所がムラがあるという由縁

そのムラが最も発揮されているのが小倉
小倉での回収率が高いが、人気薄で勝っている反面、1,2

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乗り替わりルメール騎手、川田騎手、戸崎騎手

*10月25日に加筆

YouTubeでルメール騎手と川田騎手への乗り替わりのデータを出している方がいらっしゃったのでもう少し調べてみた。

*データは全て過去10年の芝レースです*

ルメール騎手や川田騎手への乗り替わりで勝率が上がるのはこの二人がキチンと仕事をするタイプなのはもちろん、前走の反省を活かせる騎手でもあるから。
競馬やっている方ならわかっているでしょうけど、前走で惜しくも勝てなかっ

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調教の考え方 その3 低速/高速調教と馬に与える影響


競走馬をレースで勝たせるためには最高のコンディションに持っていく必要がある。

調教を通して心理的、身体的反応を高めていく。

心理的には、より大きな自信と遂行意欲を高め、レースに飽きたり嫌がったりしないようにする。

身体的には、体力と持久力の向上、ゲートからの素早いスタートなどの技術の向上、運動により痛みやケガの最小化などがある。
馬が精神的にも肉体的にも最高の状態にある時、その馬は真のアス

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調教の考え方 その2 インターバルトレーニング

競馬ではどの距離のレースでも速いスピードを出すことが求められるし、レースのどこかで急加速することもある。
日々の調教において『スピード』と『加速』をどうやってトレーニングしているのだろうか。

伝統的なトレーニング方法は、最初の600~1600mを1ハロン(200m)14~16秒で走り、最後の200~600mをその馬のトップスピードの90~100%で疾走することが多い。

イクイノックスの10月1

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調教の考え方 その1 イギリスのエマ・ラヴェル調教師

調教の考え方 その1 イギリスのエマ・ラヴェル調教師

日本の競馬で馬券を当てるにはあまり重要ではない知識かもしれません。
調教で馬券の回収率を上げるには竹内氏が行われているようにそれぞれの厩舎の調教パターンや、コースで結果を出している調教パターンを調べた方が効果的です。

ただ、私は馬券も当てたいのだけど、競馬というスポーツそれ自体に興味があるので調教に関しての調教師さん達の考え方を知りたいのですよ。

イギリス、エマ・ラヴェル調教師の場合

放牧か

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