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#凱旋門賞

凱旋門賞 2023年 予想 


馬場状態

馬場は英愛式だとやや硬い良馬場。
フランス式はまだ発表されていませんが稍重~良の間でしょう。

日本ではあまり知られていませんが、フランスと英愛の馬場状態の計測方法は異なります。
フランスではペネトレーター、英愛ではゴーイングスティックを使います。
傾向として、フランスの計測方法の方が重く判定されます。
ペネトレーターでは重でもゴーイングスティックでは稍重になるのです。
土曜は英愛的

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凱旋門賞 2023年 気になる馬達

凱旋門賞 2023年 気になる馬達


馬場状態

今年は良馬場になりそう。
悪くても稍重。
Turftraxによると9月25日の2400mコースは6.8のGood to Softで稍重。
過去7日間で7ミリの雨。

天気も10月1日日曜まで雨は降らなさそう。
レース当日の気温は13~27度。
風も強くなく絶好の行楽日和。
スタンド観戦でシャンパンがおいしいでしょう。

ロンシャン競馬場 2400m

赤い矢印がスタート地点。
スター

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凱旋門賞に挑戦する日本馬4頭

これまでの日本調教馬日本調教馬が2着したのは1999年エルコンドルパサー、2010年ナカヤマフェスタ、2012、2013年オルフェーヴルの4回。
5着以内でも2013年4着のキズナ。
いずれも重馬場より悪い馬場。

良馬場では2014年6着のハープスターが最上位。
もっとも、この年はスローペースで後方待機のハープスターやゴールドシップには不利な展開。
ゴールドシップがいつもまくって行くタイミングで

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凱旋門賞へ向けて:愛チャンピオンSの評価

過去ロンシャンで行われた10回の凱旋門賞では前走愛チャンピオンSだったのは4頭。
2021年2着のタルナワ(愛2着)、2020年1着のソットサス(愛2馬身差4着)、2015年1着のゴールデンホーン(愛1着)、2011年3着のスノーフェアリー(愛2着)

頭数が少ないながらも近5回で3頭なので最近の傾向になっているともいえる。

なお、過去10開催で2010年1着のワークフォースを除いては全ての馬が

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凱旋門賞ウイークエンド レビュー

凱旋門賞ウイークエンド レビュー

凱旋門賞の週末のレビューをします。

凱旋門賞のラップタイムは別に上げています。

馬券を購入したのは土曜のショードネイ賞、ロワイヤリュー賞、日曜のマルセルブサック、凱旋門賞、オペラ賞。
そして凱旋門賞以外は全て単勝を当てました。
馬連を当てたのはロワイヤリュー賞とオペラ賞の二つで3連単と4連単は当たりなしです。

この週末は不良の『田んぼ』馬場で、重馬場適性を見極めるのが重要でしたが、それに関し

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凱旋門賞 オブライエンのいない凱旋門賞

凱旋門賞 オブライエンのいない凱旋門賞

ヴェルメイユを勝ったタルナワも個人的に3歳牡馬No.1のパイルドライバーも、強い仏ディアヌ賞の上位3頭もマジカルもガイヤースもいない凱旋門賞なのに、さらにラヴもモーグルもサーペンタインもソヴリンもいない。

こんな凱旋門賞はディアドラさん応援一択で。

願望
1.ディアドラ
2.インスウープ
3.ラービアー
4.ストラディバリウス
5.エネイブル
6.ソットサスもうね、このタイミングでGAIN E

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凱旋門賞 3歳勢に期待する2020年

凱旋門賞 3歳勢に期待する2020年

願望
1、ラービアー
2、ストラディバリウス
3、インスウープ
4、エネイブル
5、サーペンタイン
6、モーグル
7、ディアドラ
8、ソットサス
9、ジャパン
10、ウェイトゥパリス
11、ペルシアンキング
12、ソヴリン
13、ゴールドトリップ

まとめ
去年のエネイブルの敗因はハイペース(先行馬に不利)と重馬場(軽量馬に有利)
去年の3歳勢、ソットサスとジャパンは展開が向いたが敗れた
今年の3

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凱旋門賞 出走予定馬

凱旋門賞 出走予定馬

9月30日現在16頭が残っている。

パイルドライバーやタルナワがいないのが残念。

3歳牝馬 54.8キロ
3歳牡馬 56.7キロ
古馬牝馬 58.1キロ
古馬牡馬 59.4キロ

日本の秋のG1の3歳牝馬と古馬牡馬の斤量差は4キロで凱旋門賞だと4.6キロ差。

ディアドラ Deidre 6歳牝馬
あなたのおかげで海外競馬が面白くなりました。
2019愛チャンピオンSは私の中ではあなたの勝ちです

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凱旋門賞2019を振り返る

凱旋門賞2019を振り返る

2019年の凱旋門賞を振り返ってみましょう。

馬場コンディションはVerysoftでエネイブルのゴスデン師はレース後にこうおっしゃっていました。

「稍重であれば、2着になったことにがっかりするでしょうが、不意打ちを掛けられるのは分かっていました。フランキー(・デットーリ騎手)とコースを歩いたとき、スティックがとても深く食い込むのを見て、"これは問題だ"と思いました」 - ジョン・ゴスデン師

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凱旋門賞2020 重馬場確定

凱旋門賞2020 重馬場確定

とうとう凱旋門賞が今週末に迫ってまいりました。
天気予報は…雨、Rain,Pluie、お空からお水が落ちてくるの♪
競馬場の天気予報といえば、Weather2ですね!

ずーーーーーーっと雨です。
重か不良馬場が確定。

それをうけてRacingpostでもこんな記事がでました。

注:テレキャスターは9月29日に100%の状態ではないと取り消しました。

前走、ドーヴィル競馬場で不良馬場の250

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9月13にロンシャン競馬場で行われた3つの2400mレースを振り返る

9月13にロンシャン競馬場で行われた3つの2400mレースを振り返る

まとめ
パリ大賞典はデインドリーム、パントレセレブルの凱旋門賞に次ぐ3番目の好タイム。
そこで勝ったモーグルは硬い馬場が合うのだろう。
2、3着の馬もなかなか面白い存在。
サーペンタインは展開向かない中良く走った。本番はさらに良くなるだろう。
タルナワは4歳牝馬だけど重い斤量も苦にしないし瞬発力勝負に強いのも有利。
3歳牝馬のラービハーもまだ見限れない。
フォワ賞の2頭は難しい。
パリ大賞典(3歳

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血統からみる凱旋門賞

血統からみる凱旋門賞

まとめ・サドラーズウェルズ系が強いレースだがガリレオは比較的苦手としている

・ダンチヒ系も強いのだが何故か2着が多い

・ミスプロ系の優勝馬は母父がサドラーズウェルズ系とニジンスキー系

・ステイゴールド産駒は連対率60%

本文ロンシャン競馬場で行われた過去10回の凱旋門賞の上位3頭の血統を見てみる。

サドラーズウェルズ系 1着5回、2着1回、3着3回

ダンチヒ系      1着2回、2着

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ロンシャン競馬場とは

ロンシャン競馬場とは



パリのセーヌ川とブローニュの森の間にある競馬場で凱旋門賞が行われる。

まとめ・高低差10m、最大斜度2.4度の上りは日本の競馬場にはないきつい勾配

・地下茎のない洋芝で札幌や函館とも異なり、重馬場になった時に脚が沈みやすく時計がかかる

・最後の直線、特に残り400m付近が勝負所で速いギアチェンジが要求される。

オープンストレッチ2015年から2018年のリニューアル工事で直線にオープン

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