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安い飲食店に集まる "招かれざるお客さま" の実態
夕食どきにテレビをつけていると、激安飲食店の特集を目にすることがよくあります。
リポーター:〇〇産の〇〇が、こ〜んなに入ってこのお値段ですか〜?!
店主:はい、赤字覚悟ですっ!お客さまの喜ぶ顔が見たいので(キリッ)!
たしかにそこにいるお客さんは皆 “コスパのいい料理" に満面の笑み。店内はもちろん満席で、大変賑わっています。
こうした映像を、お店がうまくいっていない人、これからやろうとしている人が見たら、
やっぱり安くしたほうが喜ばれるよな〜とか、
うちがヒマなのは高いからかな?なんて思う人もいるかもしれません。
たしかに安くすればお客さまはたくさん集まるでしょう。
でも実のところ、安いお店には「招かれざるお客さま」も増えてくるのが現実です。激安店には、なぜか困った人が集まってくるのです。
彼らは一体どんなふうに困った人たちなのか、その実態を今日は詳しくお話しします。
その1、クレーマー
安いお店には比較的クレーマーが多いです。
安いお店って、どうしても原価や利益をギリギリまで抑えるしかないので、料理やお酒のクオリティが下がったり、人員もギリギリで、余裕のあるおもてなしができなかったりします。
そこをクレーマーはチクチクついてきます。箸が濡れていたとか、ドリンクが遅いとか。
高級レストランならまだしも「生ビール300円」みたいな店にどこまで求めるのか…。
中には気に入らないことがあると大声で怒り出し、店長呼んで来い!と言い出す人まで出てきます。
昔ファミレスで働いていたときにもそういう人がよくいました。
あるいは直接言わずに、こんなふうに嫌がらせをして出ていく人もいるようです。
当店では、トッピングの後から注文や追加注文はお断りしております。
— 中華そば「いっけんめ」🍜 (@toriCafeIKKENME) March 22, 2022
その断りの腹いせにこのような事をして帰る輩がいました。
もちろん、店の外で呼び止めて2度と来るなと丁寧にお断りしました。
いくらやっても構いませんが、自分の行ける店が減るだけです。 pic.twitter.com/MmTh6DzwIW
このお店のラーメンのトッピングは50円。
お店の事情であとから注文できないルールにしている旨を説明をすると、こんなことになってしまったのだそう。
こういう嫌がらせやクレームをつけてくる人たちは、決して「安いんだから安いなりのものやサービスが提供されて当たり前」だとは思ってくれません。
怒ることに掛かる時間や労力のコストを度外視して、ただただ感情をぶつけてくるのです。
元々安いのに、さらに値切ってくる人もいたりします。
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