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2日間かけてデジタルデトックスを行なってみたら

ここしばらく、自宅でPCに向かって黙々と作業する日々が続いて鬱屈とする毎日だったので、家族3人で千葉県の鴨川へ1泊旅行に出かけてきました。

旅を楽しみながら子どもの面倒を見ていたらきっとスマホなんて触っていられる時間はないだろうと考えた私は、思い切って2日間のデジタルデトックスを敢行することを決意。

思わぬ効果があったので書き記しておきたいと思います。本日は全文無料です。



準備したこと

デジタルデトックスを敢行するに当たっては、いくつかの準備が必要でした。

まずは月・水・金に公開しているnoteを予約しておくこと。

それからチャットワークの自分の名前に「〇日まで休暇」と付け足しておくおくこと。

今、ありがたいことにある企業のオウンドメディアの記事執筆に携わっているので、旅行中に先方からの連絡が気にならないよう事前に設定をしておいたのです。

スマホの通知は、普段から英語学習アプリのデュオリンゴ以外オフにしているのでそのままでOKでした。

旅先に関する情報はなるべく事前に調べておきました。

海外旅行時はスマホがないと生きていけませんでしたが、日本語が通じる国内旅行では、前もってあるていど調べておけばなんとかなると思ったからです。

こうして極力スマホを触らなくてもいいように準備をして旅に臨んだのでした。


離脱症状は?

旅行当日。いちばん心配だったのは、離脱症状です。

時間ができるとついスマホに手を伸ばしてしまうことをある種の「中毒症状」と考えると、当然ながら離脱症状もあるわけです。

巷では小学生向けのデジタルデトックスキャンプが流行っていることをニュースで見て知っていました。まるで禁煙や断酒をするようですよね。

私はどちらもチャレンジしたことがありますが、根性でやめることは困難で、こういう本を使ってなんとか断つことができた経験を持っています。


スマホ中毒も、自力では難しいのではないかな?という予感がしていました。

で、案の定、鴨川に向かう車内ではすぐに右手がスマホに伸びてしまいます…。

とりあえずツイッターをチェック。次に昨晩のアメリカ株の終値とドル円を確認。

ところが定期購読しているnoteを読もうと思ったところで、あいにく(幸いにも?)車酔いの症状が。滅多に車に乗らないせいか、すごく弱いんですよね。

ここであえなくスマホを見るのを断念。


ところがそのあともスマホのことが気になって仕方がない私。

手持ち無沙汰で、普段は飲まないジュースを飲んだり、あとは夫との会話でひたすら気を紛らわします。

そうしているうちに、あっという間に鴨川に到着。

さっそく子どものオムツ変え。食事をさせたり、自分たちも店に入って食事をします。

するといつの間にか、スマホのことが気にならなくなっていることに気づきます。

車酔いでスマホを手放してから2〜3時間で、どうやら離脱症状から抜け出せたみたいなのです。

途中、自分のスマホをどこに置いたのかわからなくなってしまうことが何度もあったぐらい、自分の中でその存在が薄れているのがわかりました。辛かったのは初めのうちだけ。いい感じです!


旅行中というのが良かった

実を言うと、旅行中も写真撮影のためにスマホ自体は常に携帯していたんです。

でも離脱症状を抜けて以降は、ツイッターやnote、ニュースサイトを見る気にはなれませんでした。

これには旅行中というのが幸いしていたと思います。

旅行中って次から次へと楽しいイベントが待っているので、スマホどころじゃないんですよね。

それに行った先は今住んでいる場所よりもそうとう田舎。

こんな景色を眺めていたら、仕事の悩みとか、めんどくさい人間関係とか、遠い国で起きた悲惨な事件とか、全てがどうでもよくなります。

子ども向けのデジタルデトックスが、単なる合宿じゃなく屋外キャンプなのにも頷けます。

私たち一家はホテルの部屋でテレビすら付けませんでした。

世の中の情報がほぼ完全に遮断された状態でも、今日の楽しかった話、おいしかった話をしているだけで、十分心が満たされていたからです。



2日間を終えてみて

こんな感じで丸二日かけて家族旅行を楽しみ、また車に乗って帰路につきました。

さぁお待ちかねのスマホ解禁だ!!!

なんて思ったら意外や意外。スマホを手に取るのがなんだかメンドクサイ。

リハビリも兼ねて一言だけTwitterでつぶやいたあとは、そのまま再び放置。

次に開いたのは寝る直前で、noteの通知だけチェックして終了しました。

このときの気分、言うならば「断食を終えたあと」です。

頭の中からいったん情報が空っぽになった状態。断食と違うのは、飢餓感がなく、スッキリしていて気持ちがいいこと。


長時間に渡って食事を抜いたあとは消化の良いものから食べるのがセオリーです。

それと同じで、空っぽになった脳みそにもいきなり刺激的な情報を入れるのはNGだなと感じました。

翌日が土曜日で良かったです。朝から旅番組を見て和やかに1日をスタートさせました。



情報をいちどリセットした脳は、ごちゃごちゃした押し入れの中身をいったん全部取り出した状態にも似ています。

せっかくスッキリさせたのだから、もう余計なものは入れたくない。これから収納していくものは、きちんと整理整頓をして、スペースに余裕を持たせた状態をキープしたい。

そのためには中に入れる荷物の量(=インプット量)を減らさないといけないし、またその質も厳選しないといけないんですよね。

情報を頭に入れる行為が少々慎重になった気がします。


それから、帰宅した当日はすごく良く眠れました。

妊娠中で眠りの浅い日がずっと続いていたのが嘘みたいです。頭と目も心なしかすっきりしています。

この記事を書いているのはデトックスした翌日の昼間なんですが、まだ朝からスマホはほとんど開いていません。

なんだかとても気分がいいので、これからも月にいちどはデジタルデトックスをやってみようと思います。これめちゃくちゃおすすめです!

ではまた次回☆


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