【日本全国どこでもワーク】創業110年の老舗企業社員が、海辺の街でワーケーションしてみた！（日置B邸編）
KOBIRAは2023年7月、多拠点居住プラットフォームのADDressと、仕事場のサブスクリプションサービスTeamPlaceパスが提携した「ADDress＆TeamPlaceパス法人プラン」を全国で初めて導入し、『日本全国どこでもワーク採用』を始めました。
働く場所を自由に選択でき、日本全国どこからでも仕事をすることが可能になることで、多様な人材の採用と、社員一人ひとりのウェルビーイングな働き方の実現を目指しています。
KOBIRA社員第一号として、人事組織部の門田がADDressの拠点に滞在してみました！今回は、その様子をお届けします。
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いざ、ワーケーション
ADDressは、定額制で全国にある家を手軽に利用できる多拠点居住サービスです。
今回、私が滞在したのは鹿児島県の西の端に位置する日置市の「日置B邸」。海にほど近い場所で、地元小学校の旧校長邸を地元漁師の方たちがADDress会員のために開放している拠点です。
ADDressのそれぞれの拠点には、家の管理をしながら地域と会員をつなぐ橋渡し役の存在を担っている”家守＝やもり”という方が存在します。
多種多様なバックグラウンドを持った家守の方と出会えるのも、ADDressの醍醐味の一つです。
日置B邸の家守である佐々さんは、福岡生まれの横浜育ち。
”米国バージニア州の州立大学を卒業後、東京で経営コンサルタントをしていたが、漁師になりたいという夢を叶えるため、縁もゆかりもなかった鹿児島で漁師に転職した”という異色の経歴の持ち主です。
ちょうど佐々さんが県外へ出張されていたため、実際にお会いすることはできなかったのですが、事前に丁寧な連絡をくださり、安心して向かうことができました。
ちょっと寄り道～ハマポケ2周年祭へ～
鹿児島市から40分ほど車を西に走らせると、今回の滞在地、日置市に到着。
まずは、ちょっと腹ごしらえということで拠点近くにある日置市湯之元の『ハマポケ』へ。ハマポケは、シャッター商店街や空き家だらけの温泉街で、KOBIRAが運営する、”利用料完全無料のシェアカフェ”です。
この日はちょうど「ハマポケ2周年祭」が行われており、多くの出店者さんや地元のお客さんで盛り上がっていました。
早速、唐揚げや焼きそばを購入し、小腹を満たします。
▼ハマポケ2周年祭の様子はこちら▼
ADDress拠点：日置B邸に到着
ハマポケ2周年祭を楽しんだ後は、日置B邸へ。
玄関を開けると、まず大きな魚にお出迎えされました。
リビングとキッチン、そして個室が２つの一軒家の平屋。
個室にはそれぞれ”月日貝”と”秋太郎”という名前がついており、今回私が滞在したのは、”月日貝”のお部屋です。
清潔で開放的な室内には、ベッドとワークデスク、大き目の収納スペースが完備されていて、長期の滞在でも快適に過ごせそうです。
早速、ワーケーションのワーク部分を開始！
先ほど訪れた『ハマポケ2周年祭』で出店者さんに、インタビューをした内容をまとめます。
大きめのワークデスクは作業がとってもしやすく、Wi-Fi環境も整っているので仕事がはかどります。
このタワー型電源タップが、非常に使いやすかったです。
普段リモートワークをしている自室にも、とりいれようか検討中。
仕事の休憩中はリビングへ。
ハンモックやトレーニンググッズ、大型のテレビなどが備え付けてあり、なんともくつろげる広々空間でした。
お腹をすかせて向かった先は
夜ご飯は、ADDress拠点から車で10分。
とても美味しいと噂に聞いていた「炉ばた焼き味覚」さんへ。
来年KOBIRAが本社移転する場所にもほど近く、新鮮な魚介や串焼きなどが食べられる名店です。
カウンター席にご案内していただくと、席の前には魚や貝などがずらりと並べられていて圧巻の眺め。
店主の方にもおススメを教えていただきながら、まずはパッと目についた月日貝を注文しました。
私が今回滞在しているお部屋の名前でもある、あの”月日貝”です！
殻の外側が太陽のような濃い赤、内側が月のようなクリーム色と対照的な見た目であることからその名がついた”月日貝”。
ずっと話には聞いていましたが、なかなか食べる機会が得られず今回やっと対面することができました。
実はこれまで地元でしか流通していなかった月日貝の販路拡大を進めているのは、ADDress日置B邸家守の佐々さんなのです。
口に入れてみると、甘味があって滑らかな口触りでとっても美味しかったです…!
その後も串焼きや、カンパチのカルパッチョ、ナスの揚げびたしなど、美味しいご飯をたらふくいただいて大満足。
気さくなお店の方々との会話も弾み、とても素敵な夜を過ごすことができました。
早朝の海辺散歩
翌朝、小鳥の声で目を覚ますと、気持ちの良い快晴！
歩いて5分ほどの距離にある「江口海浜公園」へ早朝散歩です。
朝の散歩をする犬たちに囲まれて、のんびり浜辺を散歩し気持ちの良い目覚め。徒歩5分で海のある生活、最高ですね。
江口浜で水揚げされた魚介類や地元の食材を購入できる「江口蓬莱館」で、朝ごはんを調達し、拠点に戻ります。
共有スペースのキッチンにはエスプレッソメーカーが設置されてあり、朝から美味しいコーヒーをいただくことができました。
コーヒーを飲んだ後は、朝の仕事を済ませて、拠点内の清掃をしてから日置B邸を出発。
あっという間の充実した一泊二日でした。
『どこでもワーク』をしてみて
自宅や会社以外の場所、しかも海の近くで潮風を感じながら仕事をするという今回の体験は、とても新鮮なものでした。
普段と違う環境に身を置くことで、心身のリフレッシュができ、それによって仕事の効率化にもつながります。
また、その土地ならではの美味しいものを食べたり、地域の人々と交流したりする中で、新しい視点を得ることができるということも一つの魅力だと感じました。
住んでいる場所やライフステージに捉われずに、自分に最適な場所を選び、日本全国どこからでも仕事ができる。
そのことの価値を十分に感じた今回のADDress滞在となりました。
KOBIRAは様々なバックグラウンドを持った、多様な方々との出会いをお待ちしています！
いつでもお気軽にご連絡ください。お待ちしてます！！