明石まどか

アート好きです。

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最近の記事

夕焼けの写真はなぜきれいなのか

今日は、人は夕焼けがなぜきれいと感じるのか、考えたことを書きたい。 夕焼けの写真はきれいだ。夕焼けが嫌いという人はあまり聞いたことがない。 理由の1つ目として、まずリラックス効果があげられる。人間の体は、基本的に朝起きて夜眠るようにできている。明るい朝や昼から、夜に向かう時間帯、私たちの脳みそはリラックスするように設計されているのではないだろうか。だから、その夕焼けが見える時間帯がリラックスでき、夕焼けがきれいに見えるのかもしれない。 また考えられるのは、太陽の光をまぶ

    • 不完全な写真の良さ

      今日、嵐田大志さんの「カメラじゃなく、写真の話をしよう」を読んだ。 気になった項目の1つに「不完全性の美」という項目がある。揺らぎという感覚は写真に撮って大切だという。揺らぎとは、ピントや構図などがどこか不完全でズレがあることだそうだ。その不完全性が「抜け感」を生み、緊張感を和らげたりする役目を果たす。 揺らぎと聞いて、まず思い出したのが何年か前に家電で流行った1/fゆらぎという概念だ。これは、川のせせらぎの音など、規則性のあるものと不規則性のあるものが混ざったもののこと

      • やわらかい光が好まれるのは

        製品撮りでは、上の写真のような柔らかい光のライティングが好まれる。ストロボを直接当てたパキッとした光は、被写体にもよるが、あまり使われない。柔らかいライティングがやはり好まれる。それはなぜなのか、ということを考えてみる。 よく、製品のライティングでは「光を回して」とか「光を柔らかくして」とか、要はぼんやりした柔らかなディフューズ光を使うことが多い。はっきりした強い光が欲しいのは、銀のアクセサリーなどのツヤの面(鏡面)の撮影の時が多い。理由は質感を出すためだ。そのためにそうい

        • なぜ、3点分割構図がいいのか。

          写真や絵画の世界では、大事な要素のひとつに構図というものがある。有名な構図は、日の丸構図、3点分割構図、シンメトリー構図などがある。その中でも、上の赤い花の写真のような、ポイントを画像を3分割する線の上に持ってくる3点構図が有名で、いい構図だと言われることが多い。なぜなのか、先日レタッチをやっている中で目線を動かしている時、ふっと考えたので書いてみたい。 3点分割構図は自然だ。何が自然なのかというと、目線が定まるということではないか。3点分割構図の写真を見る時、右目の目線と

        夕焼けの写真はなぜきれいなのか

          写真の「空気感」とは

          写真の「空気感」という言葉があるが、空気感とは何なのだろう。 確かサプリという漫画に「写真の空気感」というような言葉が出てくる。空気感という表現だったか分からないが、一瞬で心を引き込む写真の空気感について、書かれていた。 サプリという漫画は、主人公の広告代理店のOLが仕事や恋愛に理不尽な目に合いながらも奮闘する話だ。ドラマ化もされたと思う。主人公の女性は、28歳くらいで、CM制作に携わっている。どういう仕事かというと、アートディレクションだ。要は、メーカーなど依頼主と打ち

          写真の「空気感」とは

          レタッチの勉強

          レタッチの勉強のやり方について、自分なりの方法を記してみたいと思う。 レタッチの勉強には大きく分けて、写真を撮ること、他の人の写真を見ること、他の人のレタッチのデータを見ること、デッサンの4点がある。 「写真を撮ること」は、カメラの使い方、設定の仕方なども勉強になるし、また、適正な露出の勉強にもなる。適正な露出というのは、被写体(撮影しているもの)が、そのものに見える明るさ、ということではないかと思う。ブツ撮りの場合は特にそうで、一枚の写真で、被写体の製品の正しい色、質感

          レタッチの勉強

          デッサンって何のためにやるんだろう、写真とデッサンについて

          大学のとき学んだデッサンが、今仕事で写真撮影やレタッチにそのまま生きている。デザイナーにどうしてもなりたくて、仕方なく大学受験のためにやったデッサンだったが、今写真の仕事で役に立っているから、皮肉だし不思議な話だ。 当時は確かに、毎日夜に画塾が終わったあと、1時間に一本しかない電車を暗い駅で待つような生活だった。(少し歩くと本屋があって、そこで時間を潰せたのがまだ幸いだった) だから大学に入ったあと、チラシなどを作るグラフィックデザインの勉強にも、製品デザインの勉強にも、

          デッサンって何のためにやるんだろう、写真とデッサンについて