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前の会社の研修における自分の感想に今更ハッとさせられた話

過去の仕事の書類を移動しようと手をつけたところ、とある研修の「振り返りシート」が出てきました。
その内容にハッとさせられたので、今日はその話をしようと思います。

早速ですが、以下内容です。(原文ママ)

【学んだこと、気づいたこと】
・「やりたくない」を大事にして良い。
・率直にものを言える人間関係が大切。
・仕事は本来作業ではないから、面白がれないと進まない。
・業務は均等に配分するのではなく、各々が得意なことをやれば良い。
→そのためには組織の多様性が重要。

【今後の業務に活かしていくこと、改善点】
・やりたくない(他方を選ぶ)根拠を明確にして、論理的に話し合う。
→「やりたくない」は強いモチベーションとなりうる(時に「やりたい」よりも…)
→意思を持つことが大切。やらされている意識を持たない。(自己暗示も必要)
・意見を持つ。主体性を持つ。被害者意識を持たない(一番大切だとこの一年思っています)。
・他者をよく観察し、各々の得意分野を見極めて仕事を振る/案件を持っていく。

研修内容は、新規事業提案。よくある、半年くらい定期的に議論して内容を練り、最後にプレゼンするやつです。
ちなみにチームメンバー4人は全員部署・年次・年齢等ばらばらで、出自も完全に別でした。
(派遣社員から総合職社員になった人、新卒で専門職採用された人、国家公務員からの転職者、親会社からの出向者…といったように)
当時の会社は、成り立ちが特殊なこともあり、事業間の人材交流があまりなく、一体感に欠けている(=事業としてもシナジーが生まれない)ということが課題のひとつでしたから、その点を打破することを主眼とした研修だったわけです。

その中で考えたこと・感じたことが上記だったのですが、
いやぁなんというか…身につまされましたね…
私はこの企業からは既に転職しており、まったく異なる業種・職種に従事しているのですが、
自分は確実に後退していると実感しました!!!!笑
当時は3部署くらい兼務して、これまでの人生では一番働いていたと思いますし、
社長の直下で答えのない課題に向かって走っていましたから、研修というか業務全般からの学びが余りある状況でした。
その中で生まれた言葉たちの鋭さと重みよ…。

仕事に対する価値観は様々であり、
正しさも人の数だけあると思いますが、
やはり私の仕事観の核は、あの一番大変で一番楽しかった1年間に形成されたものだなぁと改めて。

また同じくらいの速さで夢中になって走りたい。
…ので、走る道を模索している今日この頃です。

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