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デザイナーの採用担当した私が良いと思ったポートフォリオ

記事を書こうと思ったきっかけ

twitterで以前こんなツイートをしました。

これが思いの他反響があり、深く掘り下げてみようと思い記事化しました。
新卒でデザイナーになろうと思っている方や転職活動をしている方に役立てて貰えたら嬉しいです。
私はWebデザイナーなので、ネットの業界に関するポートフォリオの作り方を軸に書いていますが、どんなデザイナーの採用でも考え方は一緒だと思います。

ちなみに、私が最初に入った会社では「プロダクトデザイン」という雑貨やキャラクターグッズなどのデザインをする仕事をしていました。
そこでもポートフォリオは提出必須で、大体下記と同じような内容で作っていました。(今回の内容では応募者の観点+採用者の観点が含まれています)

デザイナーの採用担当者はポートフォリオの何を見ている?

上記のtwitterでは「採用担当者として最低限入れてほしい」と思ったものをリスト化しました。このリストそれぞれには意味があるのですが140文字では伝えられなかったものがあるので下記にまとめます。

◆作品のスクリーンショット
ポートフォリオのメインいっても良い部分なので必ず載せて欲しいです。
Webサイトの場合はPCで見た時、スマホで見た時のビジュアルが分かるといいですね。
紙と一緒にWebのポートフォリオサイトもあるとgoodです。
(会社によってはWeb上で閲覧出来るものを良しとする所もあるので)

ロゴなど試行錯誤を重ねて出来たものは、考えるに至ったまでのラフ、整えるまでの工程などを載せると、過程を想像しやすくなるのでGoodです。
(プロダクトを載せたい人は作品の三面図や使用感を載せているとイメージが伝わりやすいです。)

◆その作品のコンセプト
自分が今まで作ってきた作品には「思い」が込められているはずです。
何故この作品を作るに至ったのか、何故この色を使ったのか、誰に向けて発信したいと思ったのか。
お客様のために作ったのであれば、どういうものを売りたくて、どういう所を工夫したのか。

これは仕事をする上で非常に大切な事で、デザイナーはお客様の目に見えないものを具現化する仕事だからこそ、この部分をしっかり描いて欲しいです。
この部分で採用担当者は、「この人はこういう着眼点を持って仕事をしているひとなんだな」という所が見られます。
私の上にも上司や採用の最終決定者が別にいたりするので、そういった所が簡潔にまとめられていると、「この人はこういう点において優れているのでうちには必要です!」と応募者のことをよりプレゼンしやすくなるのです。

◆制作期間
一つの作品に向き合っていた期間を数字として明確化出来るので、この作品はどのくらい力を入れているのか、難航したのかを知るための目安となります。
本人の制作スピードを見たりもするので、実働時間と修正対応や一般公開までの期間は分けて記載するとより分かりやすいですね。

◆制作担当した領域
Web制作は、コンセプト立案→ページ構成、ライティング→デザイン作成→(動画作成)→実装(コーディング)→動きつけたり、メールフォームつけたり、WordPressに落とし込んだり…と非常に多くのスキルが必要になってくるものです。
なので、この作品で自分は何を担当したのかを記載することで、どういったスキルセットを持っているのかを知ることが出来ます。
特に人数が少ない所では一人で全てをこなせる人を求めている場合もあるので、自分が出来ることと会社が求めることにズレを生じさせないためにも是非書いて欲しいところです。

◆作品が公開されているURL
Webサイトが実際にどう見えているのかも重要なので、実際に公開されているページを記載すると親切です。コーディングを担当した場合はソースを見たりもするので、なるべく汚いコーディングをしないよう注意してくださいね(笑)
複数サイトがある場合は予めメールなどで送ってもらえると、いちいち直打ちしなくて良いので助かります。

形式は何でも良いが気遣いのある提出の仕方をする

デザイナーは「設計者」であり「人の生活を豊かにする仕事」だと私は思っています。なので、ポートフォリオを提出する時は「送ってやってる感」を醸し出す上から目線はご法度。
採用担当者は「人は欲しいが、一緒に仕事をする人は選びたい」と思っているはずです。(もちろん私もです)
また、自分が採用担当者の立場になった時を想像することは、後々「お客様に対する気持ち」を考える上でも非常に大切になってくるので、是非心にとめておいて欲しいです。


とはいえ、採用担当者になった事がないんだから分からんわ!という人のために、私が嬉しいと思う提出方法を記載します。

◆返信用封筒を付ける(出来れば返信用切手も)
クリアファイルに入れて提出する人が多いですが、定形外封筒でないと入らない物が多いです。会社の封筒は規定サイズの封筒しか無かったりするので、新たに買いに行かなければならないため忙しい担当者にとってかなり手間になってしまいます。

◆誰の作品か名前と簡単な経歴を明記する
沢山応募が来る会社だと、色んなポートフォリオが混ざってしまうことがあるので必ず明記してください。また、履歴書と交互に見る手間を省くためにも略歴があると助かります。

◆読みやすいフォントサイズ、行間を心掛ける
たまにめちゃくちゃ大きいフォントサイズだったり、読みにくくなるほどツメツメの行間になっていることがあるので、こういう所にも気遣いが欲しいです。というか、デザイナーになったらそういう所にも気を配らなければならないので注意してね!

◆ポートフォリオのボリュームは多すぎず、少な過ぎず
沢山作品があることは素晴らしいのですが、採用担当者は普通に別の仕事も兼務していたりでチョー忙しいので、じっくりポートフォリオを眺めてはいられません。なので50ページとかの壮大なのはかえって見るのに疲れてしまいます。
10~15作品くらいあれば大体能力の検討がつくので、厳選して載せましょう。

他にもまだまだ書きたいことは山ほどありますが、取りあえずこれだけ出来ていれば私からは基本OKレベル!検討を祈ります。

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2020/02/01追記
沢山の方からスキ&続編希望があったので、15,000字超の詳細noteを書きました!Webサイトでポートフォリオを制作する時に気を付けたい事を深く突っ込んで解説しているので、ご興味のある方は是非ご確認ください。

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コーディングは出来るけど、実はWebサイトのデザインを作ったことはないんだよね…
という方は以下の記事でデザインカンプの制作方法を解説しているので、是非参考にしてみてください。

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