わざわざ友達捕まえてまでする程でもない話

ここに"自己紹介文"を書けばいいんですね。わかりました。

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元テレビっ子、激怒

 僕は小さい頃からテレビが大好きだった。もっと言えばテレビの中で爆笑を取るお笑い芸人が。僕にとってあの頃のテレビは芸人のためのステージだった。アイドルにも俳優にも大して興味の無かった僕にとっては芸人が何よりもカッコいいものだった。正直、芸人に憧れた事だってある。  しかし、テレビっ子だったのは小さい頃の話で最近はあまりテレビは見ない。もちろん好きな番組はいくつかあるが、その数はテレビっ子と呼ぶには乏しい。では何故テレビを見ることが減ったのか。芸人が面白くなくなった...訳で

    • パンダのしっぽ何色やっけ?

      「今まで出会ってきた中で1番面白かった人は誰?」 最近されたなかで1番困った質問。この質問に対して真剣に考えるなら、一度"面白い"について本気出して考えてみる必要がある。僕は今まで生きてきて何を"面白い"と感じてきたのだろうか。 今までの人生、ありがたい事にたくさん笑ってきた。ブチギレることも多いけど笑う事も多い。いつかは笑いながら怒る日も来るのではないかと思う。竹中直人よろしく。 振り返ってみると、今まで笑った場所は"学校"で間違いないだろう。しかし、あんなにたくさん

      • マルチタスク

        ちょっと前からダイエットをしています。朝の情報番組の1コーナーで紹介されるような「〇〇ダイエット」なんて斬新なものであればそれを紹介するだけでモノになるのですが、"ただ食べすぎない""できるだけ毎朝歩く"を意識しているだけです。とはいえ“diet”の意味の1つに、「日常的な飲食物や食生活、食習慣」があるようなのでそれらを見直すという意味では僕がやっているこれもダイエットと呼んでいいでしょう。実際体重は少しずつですが確実に減っていますし。 というわけで、僕が仕事の休憩中に飲む

        • 次に会う日も3月2日。

          3人の友達に会ってきた。彼らとは中学からの仲で、次もう何周忌かわからなくなるほどの死語だが"いつメン"ってやつだ。 彼らは東京に住んでいるので僕1人が地方から東京に向かうことになる。飛行機に乗る機会なんてそうないので毎回「これは預けないといけないやつ?持ち込まないといけないやつ?」と不安になる。ゲートを潜る時も「ベルトとか外した方がいい?手首のブレスレットはさすがに外しておこうか....」「もう搭乗していい?あ、まだ優先席の人だけなんですね。」不安ばかり。高いチケット代と細

        マガジン

        • 文句
          2本

        記事

          仮面ライダーの靴に仮面ライダーは描いてない。

          "人生における煩わしい時間第16位"が「人にご飯奢る時の会計」なのは周知の事実なのだけれど、先日ホットペッパーで店を予約していると、"事前にクレジットカードを登録しておくと後日カードを通して支払いができる"というサービスがあることに気がついた。さすが痒いところに手が届くでお馴染みのホットペッパー。 しかし、③を見てみると「お会計時、スタッフにスマート支払いで と伝える。」とある。支離滅裂、本末転倒。これを言葉にしちゃあおしまいでしょう。スマートな人がスマートとは言わない。テ

          仮面ライダーの靴に仮面ライダーは描いてない。

          今出てる分しかないですね

          歯が痛い。生まれてこの方、虫歯になったことがないことぐらいしか自慢できることのない僕にとっては大事件だ。僕の乳歯は信じられないぐらい頑固だったのでそれらのほとんどは歯医者で抜いた。歯医者に行くのはその時と、あとは歯石の除去で行くぐらいのものだ。でも今は歯医者が怖い。 僕の左下の奥歯では悪魔がドリルで工事を行なっているのかもしれない。工事の許可は出したつもりはない。近くの歯には工事が行われる事について説明をして同意を得ることができたのだろうか。 歯について真剣に考えることは

          鶴しか折れない

          "折り紙"はもともと"御祈紙(おきがみ)"だったと言われている。つまりもともとは祈り事に用いられていたと考えられている。それがいつしか祈りの役割が薄まっていくうちに"折り紙"になったそうだ。嘘である。 折り紙で器用に作られたものが掲示板などに貼られている事がある。上手にできているなぁーと感心してよく見てみると明らかにハサミを使った形跡があった。もちろん1つの作品として見るとそれはたしかに素晴らしいものなのだけれど、僕はそれを"折り紙"として見ているのだから肩透かしを食らった

          もしも御簾の中をのぞいてしまったのならそれはこちらのミス

          もう何年も前の事になるけれどある作家がテレビに出た時に「案外普通のおっちゃんだね」と母が言った。そりゃそうなんだけれど言わんとする事は分かる。 僕には好きな作家がいる。その人は僕たちの身の回りにもある言葉を作ってその人にしか作れない文章を書く。そんな素敵な文章で構成された世界はありふれた日常のようで少し不思議な世界だ。 少しややこしいことを言うけれど僕は"彼(作家)"が好きなわけではなく"彼が作る作品"が好きなのだ。逆に言えば彼自身のことに関してはほとんど興味がない。

          もしも御簾の中をのぞいてしまったのならそれはこちらのミス

          駄話

          冷蔵庫の卵が賞味期限を迎えた。12時を迎えた途端に劇的な変化が起きるとはどうも考えにくいが念の為火を通す。温泉卵にすることにした。 耐熱容器に卵と水を入れて電子レンジで1分15秒(500W)。その間僕は咄嗟に思いついた替え歌を口ずさむ。 「あ〜温泉卵を作る人た〜ち 僕は白身が変わるのを待っている。昨日の僕は〜食べれなかった〜今、目の前で調理されていく〜。」 キッチンのスパイスたちをオーディエンスに見たてて「どうもありがとう〜」と言ってみる。温泉卵の完成とともにキッチン公

          劇場版名探偵コナン〜弓道場の弓引き(ロビンフッド)〜

          蘭    「園子の友達ってあの子?」 園子 「そう!小学校の頃に転校しちゃったんだけどいまだによく連絡を取るの。」 光彦   「それにしてもインターハイに出場するなんてスゴイですね!」 元太   「弓道なんて食えねぇじゃねぇか。オレ美味いものが食いたいぜ。」 あゆみ  「元太くんったら食べ物のことばかり。でもせっかく大阪まで来たんだからあゆみはたこ焼きが食べたいな。」 服部平次 「なんや、お前らも見に来たんか。」 コナン  「西の名探偵!!」 和葉   「和葉も

          劇場版名探偵コナン〜弓道場の弓引き(ロビンフッド)〜

          円卓にも角はある

          職場の歓送迎会に行ってきた。社会人になってもう数年経つけれど大きな飲み会は今回が初めてだ。ビール瓶とグラスを持って会場を彷徨う僕の姿は"ご陽気ゾンビ"さながらだ。こういう所作は学校では習ってこなかったし。まぁ宴会での立ち振る舞いなんて"習うより慣れろフォルダー"に入っているだろうから経験していく中で習得していくしかないのだろう。 とにかく"失礼のないように""挨拶しておかないと後悔しそうな人にはしっかりと挨拶をする"これだけを意識したし、実際それらは達成できた。そういう意味

          その足はドリルになっていて今まさに工事中ですか?

          電車の中や飲食店、学生時代でいえば授業中に貧乏ゆすりをする人を見かけた。僕は貧乏ゆすりが嫌い。品がないからとか、なんか高圧的に見えるとかそういう理由もあるとは思うけれど、1番の理由としては知らない人が一定のリズムで動き続けている、という光景に不快に一滴の不気味を垂らした感情を抱くからだと思う。 貧乏ゆすりの語源としては"着るものも食べるものもままならない貧乏な人が、寒さや飢えからブルブルと小刻みに震えている様子から命名されたという説が有力"らしい。 言われてみるとそのまん

          その足はドリルになっていて今まさに工事中ですか?

          泡沫の煌めき

          ちょっと前に電気屋に行った。電気屋はたまにしか行かないけれど行ったら行ったで楽しい。見たことのない家電は心をワクワクさせてくれる。SFの世界はまだまだ遠いけれど確実に近づいている。 "ソーダストリーム"という家電が僕の目に留まる。「あなたのお家で炭酸水を!」「もうペットボトルを捨てる必要はない!」との事。ほう、もう少し話を聞かせて。びっくりするほど高いわけでもないんだね。え!コンセントいらないの!?空気中の二酸化炭素を集めてそれを....あ、ガスを買ってセットする必要がある

          ロボがジャージにガスマスク

          それは突然の報せだった。仕事の休憩中に何気なくスマホを見ていた。特に目的もなく何気なく。時間を潰すためにフラッと本屋に寄るみたいな感覚で。そこに並んでいるのは、名前も聞いたことのないYouTuberが結婚!だの、何やら難しそうな政治について書かれているものといった興味のない本ばかり。まぁこの世に本なんかごまんとあるのだから自分が興味のある本に出会うことの方が難しい。仕方のないことだ。 と、思っていた僕の目に飛びこんできた「鳥山明、死亡」の文字。文字は読めているのにそれがどう

          植物図鑑は開かない

          地元に帰省(今住んでいるところから車で1時間で帰れるので帰省というかはちょっと微妙なところ)した時に、去年の教え子に出会った。 その子は図書館に勉強しに行くそうだ。受験生の中の受験生。頭が上がらない。その子は「これ、捨てれなかったんであげます。」と言ってピンクの花びらを僕に渡した。 僕は花びらを持って歩きながら、そもそもなぜその子は花びらを"捨てられなかった"のかと考えた。 僕なりの答えとしては、受験生だから、と考える。"落ちる"とか"スベる"とか。そういった言葉に受験

          隧道

          トンネルを初めてつくった人はどこの国の人かわからないけれど、多分一人っ子だと思う。みんなが山を越えたり、迂回ルートを探している中「うるせぇ、山が俺に合わせやがれ!」と言わんばかりに穴を開けてしまったのだから。兄弟の顔色を伺ったこともなかっただろうし、それはそれは甘やかされてきたのだろう。なかでも一際甘やかしてきたおばあちゃんは「山に穴を開けたい!」と言った孫のためにスコップを持って山に走ったはずだ。 そんな行動力に満ち溢れた一人っ子のおかげで我々は山を登らず、迂回もせず進む