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日本の教員 VS アメリカの教員

こんにちは。コアラっちです🐨 今回は、英会話講師との会話の中で改めて日本の教員は過労する働き方になってしまっているのだなと感じたことを紹介したいと思います。

出勤時間・退勤時間の違い

現在、オンラインで英会話の練習をしているのですが、私のお気に入りのチューターのうち2人がなんと公立学校の正規教員(アメリカ人)でした!そこで疑問に思ったのは、「アメリカでは公立教員の副業がOKなのか?」「そもそもどうして副業する余裕があるのだろう?」ということでした。2人のチューターと話していると、どうやら副業が認められているよう。そして、私は平日の朝11時や夕方5時に30分程度のレッスン予定を組むことがあるのですが、なぜかこの2人の教員はこの時間帯も空いているので「勤務時間は…?」と思い、聞いてみました。

(お聞きすることができた2人の状況)
Aさん: 小学校教員、30代、子持ち(小学生から高校生までの3人)
→ 基本、7:30出勤16:00までに退勤。日本と同じように1人で全教科教える。通常通り対面授業。
Bさん: 中学校教員、50代後半(退職までのカウントダウン開始)、子持ち(一人暮らしの大学生)
→基本、7:30出勤17:00までに退勤。体育担当。通常通り対面授業。友人との海外旅行費のために英会話講師の副業をやっている。

私の英会話レッスンが夕方5時の場合は退勤後に副業していることになり、朝11時の場合は、授業の空きコマの時間に副業していることになりますね!(驚)2人の状況から考えると、アメリカでは公立学校の教員として働いていても副業できるくらいに時間と体力的にも余裕があるのではないかと想像しました。私が働いているときは、7:30に出勤し平均19時までに退勤することを意識はしていましたが、できたとしても副業するエネルギーなんてなかったです…(笑)これでも私は手を抜いていた方なので、他の先生方の働き方を見ると心配になります。

日本の教育現場でも、働き方改革によって勤務時間が超過することへ敏感になってきていますが、やっぱり適正な勤務時間を実現するための業務内容の厳選・業務量の削減・効率的な業務方法が行われていないように感じます。部活動の時間まで面倒を見てくれる教員のおかげで助かっている家庭が多くあるにも関わらず、業務に必要な長時間労働の恩恵を受けられない教員の労働環境は本当に改善されなければならないなと感じました。(私が何かできるわけではないのですが…)

学校現場を経験し外へ出た私のような立場の人から声を上げていくことが少しでも助けになると嬉しいなと思います。教育現場で今働いている先生方からすると、思っていても立場上言いづらいこともあって、この意見が埋もれてしまわないようにという願いも込めて記事を書いています。

🍀あとがき🍀
なんだか、まとまりのない内容になってしまいましたが、「日本の先生って本当に体力と時間をかけて頑張っている!!!」ということが伝わってほしいです!!!


p.s. 
今日の写真:生徒会部会担当だった時に、生徒と一緒に作った選挙ボックス。意味のある手作りと必要ない手作りを見分けたかったなと今になって思います(笑)



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