見出し画像

DeepX × NAIST起業部

『深層学習の現在と未来』という題目で行われた学内イベントに参加しました。NAIST起業部が主催で東大の松尾研から発足した株式会社DeepXをお招きしてのイベントでした。


講演内容

今日の内容はディープラーニングによって何が変わるか?という大きな枠組みでDeepXさんが何を行なっているかをお話しされていました。

ディープラーニングによって単純化作業は自動化されます。

ディープラーニングは特に『画像認識』と『時事刻々と変化する動きに対応するスキル』が高いことをお話しされていました。

現在のディープラーニング技術は『Google翻訳』や『医療診断』に使われており、分野としては『winner-takes-all』が、ほとんどであるというお話をされていました。つまり、最初にディープラーニングの応用先を見つけ、市場に勝ったものが独占するということです。

DeepXが重機に着目した理由がここで、市場の参入のしくさによる海外との差別化をしているようです。特に日本というフィールドはハードウェア大国で、相性もいいということだそうです。

今日は、主にショベルカー(バックホー)のお話をされました。ショベルカーの掬う動作を自動化することに取り組んでいるようです。

玄人の動作を言語化するのは、難しいためセンサによるインプットを元に適切な自動化に取り組む方針で進めているようです。


個人的な意見

玄人の意見を言語化していくために、センサ技術を応用して、数値化することで自動化を実現します。この過程の中で、どこに適切なセンサを仕込むか、また何故そういう風な手段を取ったか、またどんな時に方向転換をしたか・・・等々、集まっていた人が中身に関心がある人たちだったのでここら辺の話が聞けなくて、もっと聞きたかったな!と思いました。

課題発見から解決までのフローを知りたかった。

もちろん、カメラベースの方がコストが安いなど軽くお話しされていましたが、1つのページで、何故この方法を採用したかが分かるような見せ方があると良いなと感じました(自分も人のことを全然言える立場じゃないので今日感じたことを今後のプレゼンに活かします。)

それでも、取り組み自体は面白いし、視座の高い人たちの話は刺激的で今日も参加してよかったなと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?