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【番外編】 伝わりやすいプレゼン資料で失敗しないコツ!

こんばんは。

今日は番外編ということで、ビジネスマンなら誰もが通るであろうプレゼン資料について語っていきたいと思います。

プレゼンについて、皆さんはどんな印象をお持ちですか?

人前で喋るのが好きな人も嫌いな人もいると思います。特にTEDなんかのような大衆の前で話す人はすごいですね。笑

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こういった人たちは、プレゼン資料だけでなくトークなども磨きながら人を魅了して自分の世界観へ観客を誘います。

ただ、仕事のプレゼンではここまでオープンなものは少なく、どちらかというと打ち合わせで机を挟んで先方や上司、後輩に説明をするといった内容の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

となると、どう話すか、よりもどう伝わるか、の方が大切だったりします。そこで今日は相手により伝わりやすく話すための資料づくりについていくつかご紹介していきます。

日本のビジネスマンは人前で話すことが苦手!?

とある会社にて、「人前で話すことは苦手ですか?」との問いかけに約60%がとても苦手、少し苦手を含めると約84%もの社会人が苦手意識があることがわかりました。

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こういったところからも、人前で上手に話をすることの難しさは感じられます。私も緊張して何喋っているかわからない時も多々あります。笑

特にプレゼンでこちらから何かを提案・報告したりする時は余計ですよね。

何を話すか、よりも誰がどう話すか

そんな時、役に立つのがプレゼン資料になります。なかでもメラビアンの法則と言って、「印象に関する法則」が非常に大切になります。

この法則では、人と出会って印象を受ける際、どこから印象を受けるのか実験を繰り返し、以下のような万国共通の法則を発見しました。

話の内容などの言語情報が、7%
話し方(声の質・速さ・大きさ・口調)などの聴覚情報が、38%
見た目(服装・表情・しぐさ・視線)による視覚情報が、55%

つまり、人の印象の半分以上は外見などの「見た目」で決まるということです。もちろんこれにはプレゼンターの容姿もプレゼン資料も含まれますが。

すなわち、うまく喋れなくても見た目と話し方が印象◎なら、内容の影響はさほど大きくない、というのがこの法則から言えるということです。

もちろん提案内容や結果が大切というプレゼンもあります。ただ印象としては見た目が非常に大切、ということです。

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であるならば、少なくとも「伝わりやすい」見た目の資料を用意することで伝えたいことが少しでも印象良く伝わるということは間違いがなさそうです。

次は伝わりやすいプレゼンを作る上でのバイブルをご紹介します。

プレゼンテーションクリエイター 前田 鎌利氏

プレゼンといえば前田氏ですね。

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前田氏といえば、ソフトバンクアカデミアという会長の孫氏の後継者を育成する目的で2010年の開校された後継者育成プログラムです。その第一期生に選考され、初年度第1位を獲得。孫氏に直接事業提案や孫氏のプレゼン資料づくり、さらには社内認定講師として活躍されソフトバンクを独立。

現在は株式会社固にてプレゼンテーション力を各教育企業にて講演などを実施されています。

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前田氏の資料は私も何度か見たことがありますが、伝えたいメッセージが明確でスライドを見るだけで理解が深まります。

プレゼンのバイブル デザイン図鑑

さらには資料デザインは「真似」をするだけでプレゼン自体が上手くなります。真似をするバイブルはこちらをお勧めします。多くの企業や著者がプレゼンスキルについていろんなことを述べているなかで、プレゼンテーションの「プロ」は前田氏かなと個人的には思います。

全てを転載することは不可ですが、一部ご紹介します。一つは「色」ですね。グラフでごちゃごちゃ書いてしまいがちなスライドですが、前田氏のスライドではグラフで伝えたいことをハイライトします。

しかも、ポジティブは「青」ネガティブは「赤」などの共通言語を使うことにより一発で伝えたいことが明確になります。これであれば棒グラフを使う際にはこう言った表現を真似するだけで相手へ伝わる内容が増えますね。

特に緊張をして上手く喋れなくても、このグラフを見たら一発でわかるので、相手の理解も深まるかと思います。

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逆にかっこいいですがシンプルすぎるのがスティーブ・ジョブスのプレゼンかなと思いますが、ここまでシンプルにすると話さないと伝わらないところも多々出てくるので、なかなか厳しいですね。。。

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そして大切なのは、「ごちゃごちゃ書かない」ことです。言いたいことや伝えたいことがたくさんあるのがプレゼンターですが、傍聴者は端的に伝えてもらわないと頭に入ってきません。

前田氏は「13文字」を区切りとしてキーメッセージを入れることを推奨しています。

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日本語は何かと取り繕ったり修飾したりが多いですが、英語なんかはシンプルですよね。

スライドは「社内」「社外」スライド用で分けられているので、目的に応じてスライドデザインを分けて試してみてください。

個人的お勧め 素材便利集

ここからは個人的にプレゼン資料を作る際に重宝しているツールになります。

<remove.bg>

こちらは背景を消してくれるサービスになります。これまで画像に映り込んだ人やモノだけを使いたい場合は、Photoshop等の高機能な画像編集ソフトを使って背景を切り抜いて透明にするしかありませんでした。

しかも無料で使用可能ということで紙ツールになります。例えばこのpepper。ソフトバンク繋がりですね。

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この pepperをremove.bgに通すと

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ただ見上げるだけのpepperくんの出来上がりです。画像のサイズもpepper通りに区切られているのでプレゼン資料に非常に使いやすいです。

<unsplash>

フリー画像の宝庫ですね。大体欲しい画像を探しにいくときに最初に探します。高クオリティで美しい写真を無料ダウンロードできるストックフォトサイトで、世界各地に住む6万5,000人以上のクリエイターが40万点以上の写真を無償で提供しているそうです。

商用利用可能ということで、非常に使い勝手◎ということです。

この二つに前田氏のスライドデザインを組み合わせると、それなりに最強のプレゼンが出来上がります。

皆さんの資料作成に生かしてみてくださいね。では。

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