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【日記】98(2021/9/25)

「あなたは一年後、今日始めなかったことを後悔しているかもしれない」
(カレン・ラム 1952-2001 女優)

9月25日土曜日、晴れ。
第四土曜日だったため、溜まった空き缶やら空き瓶を朝からゴソゴソと捨てにいく。私の家は住宅地の中なので、当然と言えば当然だが、さすがに休日の朝は周辺に誰もいない。世界が終わってしまったようだ。

本日は、カレン・ラムさんからスタート。
アメリカの女優らしいが、正直、お名前を聞いたことがなかった。
出演作品について確認すると、正直、お名前を聞いたことがない作品だった。ということはつまり、世の中にはまだまだ、新しい知識があるということだろう。もしかして、アメリカ人の大半は星野源や新垣結衣のことを知らないかもしれない。きっとそういうことだろう。

『98』
2021年の残り日数である。
多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれだろう。一年も残り100日を切ったところで、いつものメンバーで今年の残り日数で達成する目標をそれぞれ立案した。人間は、一年の始まりには意気揚々と目標を掲げるが、一年の終わりにむけて目標を掲げることはあまりない。1月1日も、9月25日も、1日の価値も時間の価値も変わらないはずなのに。それだけ私たちは、"気分"で動いているのだ。

"目標"を聞いてみると、様々な切り口がある。

『今やっていることの継続系』
『新しいことを始める系』
『今やっていることを止める系』

いわゆる、『START/STOP/CONTINUE』という切り口から構成されるのだろう。そんな時、私はいつも『やめること』から考え始める。『新しい習慣を積むためには、何かを止めるべきだ。』と考えているからである。
そのため、なかなか創造的な目標を立てたり、ブレークスルーすることが苦手だったりする。

そんな中、仲間の一人がこんな目標を立てた。

『ラーメン チョンマゲを10杯以上食する』

どうやら、"ラーメン チョンマゲ"なる店で非常に良い接客を受け、味もおいしかったとのこと。腹を空かせて店舗にいったところ、閉店間際にも関わらず、非常に感じよく、尚且つ気配りを含みながらラーメンをつくってくれたらしい。さらに美味しかったというわけで、2021年残り98日のうち、10杯以上は"ラーメン チョンマゲ"で食事をすることを決意したというわけだ。

そのような話を聞くと、日々の何気ないコミュニケーションが、時に自分の身を助けたり、思いがけない福を呼び込むことを痛感させられる。
私はその店に行ったことはないが、その話を聞いて、"ラーメン チョンマゲ"が大好きになった。

キャプチャ

この、"玉子焼きめし"もとても旨そうだ。
そんなに複雑な味付けにはしていないが、昔懐かしい、されど家庭ではなかなか出すことのできない味、そう「母の味ではなく、親戚の叔母さんが作ってくれる」良い意味で舌に馴染みのない家庭の味がしそうだ。
※食べたことはない。

キャプチャ1

ラーメンは、塩・味噌・醤油の3種類から選ぶことができる。
非常に王道のラインナップで選択に悩む。三国志を『魏・呉・蜀』のどれで始めるかと同じくらい悩む。どの味にも良いところがあるのだ。

ラーメンチョンマゲは、高知県が発祥ののれん分け店舗。高知県といえば、"鰹"が有名とのことで、鰹節がふんだんに使用されている。器が運ばれてきた瞬間に、鰹の力強く上品な香りが鼻孔を刺激しそうだ。クリアなスープに、プリッとしていそうなチャーシュー(鶏かな?)も食欲をそそる。
※食べたことはない。

この記事を読んで頂いた方も、接客からも味からも、"日本の良さ"を感じられる"ラーメン チョンマゲ"に行ってみてはいかがだろう?

そして、個人的には『妄想メシ』という、日記の新しい展開を見つけられて大満足だ。

"ラーメン チョンマゲ"つくづく良い店である。