今回はダイジェストでお届けします

素人にも関わらず「スランプ」なんておこがましいことですが、noteに書きたくても、内容がうまく纏まらなかったり、どう伝えたらよいか迷ったりする話が少なからずあります。
今回は、そのようなお話をダイジェストでご紹介したいと思います。

【その1】
宮田愛萌さんの小説「あやふやで、不確かな」を読みました。元日向坂46のメンバーだということ、YouTubeで拝見した際の読書マニア感が面白かったので興味を持ちました。4組のカップルの恋愛模様から、「コミュニケーションの大切さや難しさ」を考えさせられる一冊になっています。以前に元乃木坂46の高山一実さんの小説も読んだことがあるのですが、そちらも、とても読みやすく楽しんで読ませていただいた記憶があります。音楽だけでなく、バラエティ番組や小説まで・・・アイドルの皆さん、本当に凄いと思います。

【その2】
兼近大樹さんの小説「むき出し」について。こちらは自叙伝的な小説なんだと思います。人気お笑い芸人となった若者が、貧困から犯罪に手を染めてしまった過去について綴った一冊です。私は本書を読みながら、川上未映子さんの「黄色い家」を思い出しました。否応なく格差や貧困の問題を考えさせられます。「一億総中流社会」と言われた「ひと昔前の日本」は、今考えると、そんなに悪くなかったのかも知れないと思いました。

【その3】
兼近さんの小説と同時進行で読んでいたのが田内学さんの「きみのお金は誰のため」でした。お金の本質から社会の仕組みまでを小説を読む感じで学べる一冊で、とても有益で面白い本だと思いました。しかし、先に紹介した小説「むき出し」や「黄色い家」の主人公たちには、この本の言葉はどのように感じられるのかと考えました。今日の食事にすら困った状況では、本書の言葉は届かないかも知れない・・・そんなことを考えた一冊になりました。

【その4】
料理研究家のリュウジさんがYouTubeで「美味しいレトルトカレーを忖度なしで決める」という動画を公開しました。我が家では火曜日がカレーの日で、その際には比較的低価格なレトルトカレーを選んで食べているので、参考にしたいと思って観ていました。動画内で紹介されているレトルトカレーは、私は食べたことがないものが殆どでしたが、いくつかは知っていました。今まで食べたレトルトカレーについては、基本的にどれも「美味しい」と思っていましたが、リュウジさんの評価ではAランクもあればBランクだったものもありました。このこと踏まえて動画を全て観た私の感想は、「レトルトカレーはそんなに高くなくても、美味しいものが多い」という結論になり、「近所のスーパーで比較的安価なものを順番に購入して楽しむ」という我が家のスタイルは、そんなに間違っていないような気がしました。
これからも「レトルトカレーライフ」を美味しく楽しみたいと思います。

実はまだありますが、今回はここまでにしたいと思います。

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