「メルボルンのコーヒーロスター」と「メルボルンのコーヒーロスター／セブンシーズコーヒーロスターズ」と7/9〜7/15の日記

お知らせ

2023年2月よりオーストラリア メルボルンへ移住。現在はMBA取得に向けて大学院に通いつつ、Absolute MMAというジムでグラップリング/ブラジリアン柔術の練習に励んでいます。
noteには、メルボルン生活をより充実したものにするため、日々をより意識的に過ごすために毎週ちょっとした文章と数枚の写真とその週の日記を投稿しています。
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今週の文章は「メルボルンのコーヒーロスターその１」
今週の写真は「メルボルンのコーヒーロスター／セブンシーズコーヒーロスターズ」
です。

今週の文章「メルボルンのコーヒーロスター」

日本でコーヒーを飲もうとすると、第一の選択肢はスターバックスかドトール、場合によってはエクセルシオールやタリーズ、ヴェローチェなど、いずれにせよチェーン展開しているコーヒーショップが主になる。自分が日本にいた時は近所で買ってきた豆を自宅でドリップして飲むのが一番好きだったが、それ以外で外でコーヒーを買う時は大体スターバックスでドリップコーヒーを買っていた。自分としては個人経営のお店や喫茶店的なお店は好きでそういうところでなるべくコーヒーを飲みたいという気持ちはあったのだが、行動圏内にあまりそういうお店がなかったり（見つけられていなかったり）、テイクアウトではなく店内でしか飲めなかったり、ドリップのサイズが小さなティーカップ1杯分しかなかったりで好みをお店を見つけることはできないままだった。

メルボルンは以前の記事でも書いているが、チェーン展開されているような店はほとんどなく、中心部にスターバックスが数店舗あるのみでイギリスなどではあちこちで見かけるCOSTAなどもない。スターバックスも数年前に一度全店を閉めて撤退したこともあり、市民のコーヒーに対するこだわりが伺える（普通に安いからとセブンイレブンでコーヒー買って飲んでる人ももちろんいる）。ふらっと歩いている時にも色々なお店の味を楽しむことができるし、競争も激しいのでどのお店もそれぞれ創意工夫を凝らして営業しているので好みのお店を見つける楽しさもある。一方で、どこでもスターバックスに行けば似たような味のコーヒーが飲めるというような安心感もないので日曜で選択肢が少ない時などはどこで飲むべきか迷ってしまうようなこともある。

そんな時に頼りになる（こともある）のが、コーヒーロスターの存在である。メルボルンでは自前で豆を仕入れて営業しているカフェと、よそのコーヒーロスターから豆を仕入れてコーヒーを淹れている店舗があり、後者の店は店頭に〇〇から仕入れたコーヒーを提供してます！と大々的に書いた看板を掲げていることが多い。冒険したくない時などはこの看板を頼りに好きな味のロスターのコーヒーを提供しているお店に行けば、多少は保証された味のコーヒーを飲むことができる。ロスターの中にはカフェを自分たちでも運営しているものとカフェは運営していないものがある（最初から運営していない場合と閉めてしまった場合がある）。カフェを運営しているものについては、大体が本拠地感のある大きなカフェを構えているので、お店に行くと静かにめちゃくちゃテンションが上がる。そのようなお店にいった際の写真をおりを見て少しずつ紹介していこうと思う。

今週の写真「メルボルンのコーヒーロスター／セブンシーズコーヒーロスターズ」

今週の写真はメルボルンのコーヒーロスター／セブンシーズコーヒーロスターズです。セブンシーズのカフェはCBDから少し北に行ったカールトン地区、メルボルン大学の近くにあり、土日はメルボルンにしては珍しく、ふらっと行っても席に座れないくらい混んでしまうほど人気があります。店内は倉庫をリノベーションしたような印象の内装で、天井が高く落ち着いた感じの装飾。物販も充実しており、メルボルンのカフェに来たぞ！！という気持ちにさせてくれます。コーヒーはコクが強くガツンとした印象。店内でロングブラックを頼むと薄める用の水も提供してもらえます。メルボルンのカフェカルチャーを象徴するようなお店だと思うので、メルボルンにお越しの際は是非足を伸ばしてみてください！