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事業立ち上げ 1年間の記録②

前回の記事で、事業ビジョンについて触れました。次に着手したのは、どんなサービスでどんな価値を提供するのか?です。
方向性は決まっているけど、サービス内容の構築に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

私も何をやるのかは全く決まっていなかったので、どんなサービスであれば事業ビジョンを達成できるかを軸として考えました。

↓↓↓前回の記事はこちら↓↓↓

目標・ゴールから逆算する

私の場合、大体こんな感じの流れで考えました。
「バックキャスト」という考え方がとても参考になったので、調べてみてください。

①解決したい社会課題は何か
②課題の原因になっているものは何か
③どんな解決策があるのか
④ニーズと市場の成長性はあるか
⑤自分がサービスとしてその解決策を取り入れるならどんな方法があるか
⑥その方法はビジネスとして収益は成り立ちそうか
⑦何を強みとしていくのか

①~④まではネットや本、セミナーなど、とにかく色々調べてインプットを増やし、自分なりに「あるべき状態」と「現状」、「GAPを生み出している課題」、「既に世の中で進行中の解決策」を整理しました。

特に大事なのは、現状の理解よりも、今、世の中でどんな解決策が研究されているかだと思います。
将来起こり得る変化は、現在の研究開発の延長線上にしか存在しないからです。

その上で、⑤~⑦のビジネスモデルを考えていきました。
どんな方法であれば実現可能なのか、必要な技術や法規制なども、この段階である程度調べました。
分からない事は、電話やメールで問い合わせたり、上長に相談したり沢山の人に協力頂きました。
(今もですが…苦笑)

競合との差別化もよく聞かれますが、新規事業が大手に対して、ブランド力や資金力、商品開発力、価格優位性などで勝てる要素はそもそもないと思ってます。
なので、どんな価値を提供したいのか?に焦点を絞り、それが強みになるように育てようと割り切って考えています。

結局は熱意

フレームワークや仮説を組み立てて理論的に考えるのも大事ですが、アイデアに対して自分自身がどれだけワクワクできるかが最も重要だと思っています。

アイデアを考えるのは自由ですし、いくらでも飛躍していいと思います。むしろ、飛躍し過ぎて周りから正気に戻して貰うくらいで丁度良いと思います。
その思い入れが、後の覚悟や推進力になっていると実感しています。

逆に一番発展性がなかったのが、トレンドワードを何となく並べて、自社の強みやリソースと組み合わせて何が出来そうか?を考えていた時です。
正直、何の感情移入もなかったですし、やれと言われればやりますくらいの気持ちしか持てなかったです。
上手くやろうとして、わざわざアイデアの幅を狭める必要は無かったなと思います。


みなさんにとって、少しは参考になる部分があると嬉しいです。
続きはまた、次の記事で書きたいと思います。
長々と読んで頂きありがとうございました!


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