見出し画像

びあ者夫婦のアウェイ旅2021・禁断の九州リベンジ③迅雷風烈宴夜編

このテキストはコロナ禍に実現できたアウェイ旅3泊4日の珍道中2日目夜の記録です。
色々あって濃かったので切り離しました。
別府の夜に奮闘する我々をまぁ見てやってくだされ。
タイトル画像はアーケードにあった居酒屋のPOPです、入店してません(笑)。

カモねカモねそう鴨ね!

前回の失敗を踏まえ旦那が事前にやってたことがある。
それは居酒屋の予約。
店の名はチョロ松、言わずと知れた別府の名店。
座敷席へ通される。早速ビール注文。

銅マグ?大人のコ○ダ?

これは心躍る。
お品書きを吟味。
我々は中年なので野菜・メイン(肉・魚)サブみたいな選び方をする。

味噌がツヤツヤしとる

ナス田楽。
シシトウ旦那の方向いてるけど気にしない。

名物豚天

これよこれ。
ビール片手にがっつきます。

りゅうきゅうもマストである

旦那氏は焼酎なんか頼んじゃったりして。
とても楽しいひと時。

いか刺し、うずらがそそる

さて、ここに来たら食べたい名物がまだある。
シメとして注文。

そば入り(ちゃんぽん麺)

鴨吸いである。
そばは有りと無しで選べる。
ここのお客さんは大抵注文する。
鴨の出汁が味わい深いスープ、ちゃんぽん麺がそれを吸ってするするいける。
主役の鴨肉も忘れてはいけない。
噛みしめる美味さ。
孤独のグルメならクライマックスのBGMがかかる。
1滴残らず飲み干せる。

デザートとして立ち上がる

梅酒ロック、自家製かなぁ。
梅に傷が入ってて漬け込み時エキスが出るようにされてる。
勿論梅も食べられる。
バランス良く食べて飲めた瞬間というのは極上なりよ。
満ち足りた表情でホテルへ帰還した。

嵐が風呂、何でさ?

どこかで贅沢するとどこかを締めないといけない。
旦那氏は別府で格安の宿を2泊予約した。
彼が見るのは立地と値段である。
こっちで事前にネット検索したところ面白い特徴があった。

  • ペットと宿泊できます

  • レトロなビジネスホテル

  • お化け出そう

はい?
チェックインして思った。
この部屋、入口ドアのサイズ微妙に他より低くね?

天井、壁紙緩んでる

この天井、漏水か何かした?
この嫌な予感は別の形で出てくる。
あと部屋に付いてるユニットバス、シャワー出しっ放しにして20〜30分後にお湯が出る様になると書かれてる。
え?水勿体無くね?
まぁ温泉浴場あるからそっち行くか。
部屋のバスタオルを持ってそれぞれ男湯と女湯へ移動した。
男湯が7階、女湯が5階である。
浴場入口の扉を開けて異変に気付く。
廊下に水溜りができている(ここ5階なんですけど)。
え?ここも漏水?
スリッパ濡れそうだ。
換気悪いんかな。
脱衣場まで歩きながら「いやぁこんなとこに泊まろうっていう物好き女子は俺以外早々いないんじゃねえかなー」と考えてた。
いた。
俺以外に勇者が数人。
あっ、ペット可だとやはりそちらを優先しますよねぇ。
でも別府なんで泉質は良いのよー。
湯船はいいね。

で、湯殿から離脱し脱衣場で髪の毛乾かしてるとノック音。
扉の向こうから男性従業員さんの声「すみません、台風の影響で雨漏りしておりまして漏電の可能性がございます。誠に申し訳ございませんが、ご入浴のお客様が終わり次第浴場閉めたいのですが」
え?ちょっと待って!
「中の人に伝達します!」

部屋に帰ると旦那氏も「男湯も雨漏りで通路水浸しだった」と言われた。

結局女湯だけ翌日も復旧できず提携先ホテルへの入浴を勧められました、トホホ。


この記事が参加している募集

ご当地グルメ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?