映画 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
10代の頃 見た悪事の夢
毒親に育てられたミッキーとマロニー。殺人と略奪を繰り返しながら、フリーウェイを突き進む。
こういう破滅的な夢を、10代の頃に夢想してた。でも本物の悪人は、夢想することなく現実(の悪行)に飛び込んでいくだろう。オタク=タランティーノの脳に浮かぶ破滅のイメージは、平凡に生きてる私たちの破滅のイメージに近い。
凝った編集で、2人の殺人者を魅力的に映す。死ぬ直前に、自分の人生がフラッシュバックするならば、こういう編集を頼みたい。頼むぞ、私の脳。
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