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強制入院2日目:妻の診断名は産褥期精神病、双極性障害じゃない…?

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精神科の閉鎖病棟に、妻を強制入院させた話

正式な担当医が決まった、と病院から呼び出しをもらった。

最初にソーシャルワーカーのKさんとお話。
入院手続きや、費用などについて説明。精神科の入院は高額になりがちなんだそうで、社保の限度額適用認定証を取るのをオススメされた。

限度額適用認定証があれば、請求額に上限ができるが、取らないと目玉が飛び出る請求額になる可能性が出てくるとのこと…

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▲最初にソーシャルワーカーさんとお金のお話をした

そして、金銭管理代行も提案された。
金銭管理代行は、病院側で患者のお金を管理してくれる制度。売店での買い物代行もしてくれるそうで、1日99円=1ヶ月3,000円くらい。正直あまりメリットを感じなかった。

それに妻は病状のせいでお金を過剰に使ってしまう、生活費を使い込む、僕の財布からお金を持っていくといったことがあったため、しばらくはお金はいらないだろう。もちろん、なくて困るものがないか気をつける。

妻の診断名は産褥期精神病

次に、担当医と会った。
担当医となったO先生は30代前半くらいの若い先生。背は低め。

妻の診断名は、産褥期(さんじょくき)精神病。出産前後の女性が1000人に1人くらいの割合でかかる少し珍しい精神病だそう。いわゆる産後クライシスにも繋がりかねないような病気だそう。

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▲妻の診断名は産褥期精神病、産後クライシスにも繋がりかねない

双極性障害の疑いもあるが、幻聴や幻視も出ている(双極性障害では出ない)こともあり、現段階での診断は産褥期精神病ということだった。

病名についてググってみたところ、同名のタイトルがついた漫画が出てきたが、中身を見た感じ妻の症状とは全然違う感じだった。(漫画の主人公は自分の子供が可愛くなく感じて精神的に病んでる)

出産から数ヶ月経過していた妻は産褥期ではないような気もしたが、先生が言うことなので、ひとまず様子を見ることにした。

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