「モリでひと突き」するように、お客様にダイレクトに販売する手法
最近、本屋のビジネス書コーナーに行くと「セールス」や「商品開発・企画」「マネジメント」などに並んで、「マーケティング」というカテゴリをよく目にするようになりました。
私は「マーケティング」は、企業の経営者さんにとって、必ず知っておくべきことだと思っていますが、これだけマーケティングが注目され出している背景には、経営者だけでなく、サラリーマン、管理職、技術職、資格職の人にもマーケティングを知っておく必要があり、ニーズもあるからだろうと思います。
またどんな立場や役割であっても、仕事をするにあたって、「経営者視点」を持たなければいけない時代になったんだなと思います。
まずはマーケティングとはなにか?について、簡単に解説していきます。
マーケティングの定義
世間でよく聞くカタカナ言葉の意味は、ボンヤリとしか理解していないということがよくあります。
ボンヤリとしか理解していないというのがとても危険で、ビジネスの中でお客様や上司などとのコミュニケーションの過程で、勘違い、思い違い、解釈の違いが起こるなどトラブルの元になります。
特に「マーケティング」という言葉はとても広い意味を持つ言葉なので、意味をしっかり理解するためや、ビジネスでの円滑なコミュニケーションのためにも、言葉の定義を明確にしておくことはとても大事ですね。
《マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。(出典:ウィキペディア)》
簡単にいうと「売り手が、お客様が求める商品をつくり、その商品の情報をお客様に発信し、販売して喜んでもらう活動、戦略、仕組み」ということですね。
もちろん、売り手が日本を代表する大企業と中小企業では戦略は異なります。商品によっても戦略は変わりますし、販売方法もさまざまです。
ビジネスは、人が困っていることや望んでるものを見つけることがスタートで、売って喜んでもらうことがゴールとして、そのスタートからゴールまでの無数にあるコースの中の、どのコースを選んでゴールにたどり着くか?を考えるのがマーケティングだということです。
そのコースの一つに「ダイレクトレスポンスマーケティング(以下DRM)」という手法があります。
「ダイレクトレスポンスマーケティング(以下DRM)」
DRMは、現代の日本にとても効果的なマーケティング手法です。なぜなら、
・流行り廃りのスピードが速い。
・価値観の多様化による、ニーズの多様化。
・信頼関係を大事にする習慣。
・企業の99パーセントが中小企業企業である。
上記のような日本の現状に、とても相性のいいマーケティング手法がDRMだからです。
ダイレクトレスポンスマーケティング の特徴としましては、タイトルでもありますが魚をモリでひと突きするように、お客様一人ひとりにダイレクトにアプローチしていく手法です。
次号からは、DRMの特徴、メリット、概要についてお話ししていきます。
マーケティングオフィスKMPについて
当社は、主に企業様のマーケティング戦略のサポートをしております。コロナによって変化したお客様の動向に対してどのように戦略を立てていけばいいか、お悩みの方はぜひ一度ご連絡ください。
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