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【初級者必見】ラバーの種類とその違い

◾ラバーとは!?

ラバーは、卓球には必要不可欠な用具です。テレビなどでもよく見る、卓球選手が手に持っているものをラケットと言いますが、ラケットについている赤と黒の部分がラバーです。

ラケットにラバーを貼り合わせることで卓球ができるようになるのですが、このラバーにはいくつか種類があります。今回はこのラバーの種類について説明させていただきますので、良かったら参考にしてください。

(1)ラバーの種類について

卓球のラバーには主に裏・表・粒高・アンチの4つの種類があります。この4つのラバーについて、簡単に説明させていただきます。また、最初にラケットの赤と黒の部分がラバーと説明しましたが、ルール上で赤と黒のように別の色にしなければいけないだけで、色で性能が変わるわけではないことは覚えておきましょう。

❶裏ラバー

1つ目のラバーは、裏ラバーです。以下のように、表面がつるつるのラバーを裏ラバーと言います。

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裏ラバーは、卓球日本代表の水谷隼選手、丹羽孝希選手、張本智和選手など、数多くの選手がフォア面、バック面の両方に使っていて、ドライブなど回転をかける技術が打ちやすいのが特徴です。

卓球初級者はもちろんですが、中級者から上級者まで幅広い層の卓球選手が使用できるラバーです。特に、両ハンドとも回転をかけてドライブを打ちたい方や、中陣でラリーを楽しみたい方には、オススメです。

〈チェック〉                                                       ★両ハンドドライブをかけたい方、中陣でラ       リーしたい方にオススメです!!

❷表ラバー

2つ目のラバーは、表ラバーです。表ラバーは、以下の写真のように表面がつぶつぶになっています。

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表ラバーは、日本の有名な卓球選手で言うと伊藤美誠選手が、バック面に貼っています。男性選手では使っている選手が少なく、女性選手で使われていることが多いです。ラバーがつぶつぶな分、回転をかけてドライブを打つことはできませんが、ミート打ちなど弾く技術には特化しています。

また、相手の回転の影響を受けづらいことが特徴で、台から離れず前陣で攻撃したい方や、レシーブが苦手な方には、オススメのラバーです。

〈チェック〉                                                       ★レシーブが苦手な方、前陣で攻撃したい方       にはオススメです!!

➌粒高

3つ目は粒高ラバーです。このラバーは表ラバーと同様に、表面がつぶつぶになっているんですが、表ラバーよりもつぶつぶが高いのが特徴です。

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粒高ラバーは、表ラバーよりも回転の影響を受けづらいことや、ボールを打ち返した時は逆の回転で返しやすいのが特徴です。下回転を上回転で返したり、上回転を下回転で返すということが、慣れれば比較的簡単にできるようになります。

ただし裏ラバーに比べると全然弾まない、コントロールが難しいといったデメリットもあるので、扱えるようになるにはしっかり練習が必要になります。

また、ドライブマンなどの攻撃型の選手が使っていることは少なく、カットマンなどの守備型の選手が使っていることが多いラバーです。いろいろな技術で相手を翻弄したい方や、カットマンに憧れている方にはオススメのラバーです。

〈チェック〉                                                       ★変化を求めている方、カットマンなど守備       を固めたい方にオススメです!!

❹アンチ

4つ目はアンチラバーです。アンチは見た目こそは裏ラバーと同じですが、ラバーの表面が特殊加工されていてツルツルになっており、摩擦力がないので回転がかからないようになっています。自分から回転をかけることができませんし、相手からの回転の影響も受けづらいのが、アンチラバーの特徴です。

近年の卓球選手では、アンチラバーを使う人はほとんどいませんが、使っている選手がいるとしたら、カットマンの選手が多いでしょう。回りと違う戦型になりたいという方にはオススメのラバーです。

〈チェック〉                                                        ★下とナックルで相手を翻弄したい方にオス      スメです!!

(2)スポンジの厚さについて

最後に、スポンジの厚さについて説明させていただきます。卓球のラバーにはスポンジが使用されています。ラバーを購入する際に、同じ種類のラバーでもスポンジの厚さの違うラバーが売られていることが普通です。購入する時は、ラバーの種類・色・スポンジの厚さを選びます。

メーカーによって若干異なりますが、スポンジの厚さには主にOX・極薄・薄・中・厚・極厚・MAXとあります。ではこのラバーのスポンジの厚さでどう違うのか!?ですが、スポンジが厚いほど弾みやすく、薄いほど弾みにくいという特徴があります。

じゃあ「スポンジが厚い方が弾みやすいんだったら厚い方が良いじゃん」となりそうですが、厚い方がコントロールが難しく、薄い方がコントロールがしやすいという特徴もあります。

ですので、技術のあるトップ選手などは、一番分厚いMAXのスポンジのラバーを使っていることが多いです。ですが卓球初級者の方など基礎を覚えていく段階の方は、コントロールのしやすい中あたりのスポンジのラバーをオススメします。

※OX・極薄・薄のスポンジは粒高のラバーがメインになります。

♣まとめ

卓球のラバーにはいろいろな種類がありますが、卓球初級者の段階では裏ラバーを使うことをおすすめします。裏ラバーを使って、ある程度基礎を覚えてきたら、バック面を表ラバーにするかどうか決めたり、カットマンになりたい方は、カットマンに多いバック面を粒高にするなどしていきましょう。

また、ラバーのスポンジの厚さも初級者の内は中などコントロールのしやすい厚さにして、慣れてきたら徐々に分厚くしていくようにオススメします。

ラバーの勉強もして、自分に合ったラバーを探し、どんどん上達していき卓球を楽しみましょう!!

次回は、【初級者必見】主な卓球メーカーを紹介させていただきたいと思います。



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