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チキータのやり方と、圧倒的に安定させる7つのコツを大公開!!

私が高校生だった頃の卓球と今の卓球の大きな違いはなんなのか!?

とふと思った時に、一番先に頭に浮かんでくるのが、るチキータ。

最近、僕も取り入れて結構いい感じなので、アマチュア(初心者とか中級者とかそのへん)がチキータを上手く決めるためにはどうすればいいのか!?を僕の経験を踏まえて書き記しておきたいと思います。

(1)まずは、チキータの特性を                   知るべし

チキータは、台上で横回転をかけてドライブのように攻撃的なボールを繰り出す打法です。

最近では実に多くの選手が使う流行技術となっています。

なぜ、ここまでチキータが流行ったのだろうか!?

それには、チキータの利便性が関連しているからです。

(2)チキータの利便性とは!?

チキータは、様々な回転のサーブに対して有効な打法。

つまり、レシーブ技術として安定感があるのです。

また、2球目攻撃としても機能します。

筆者が高校生の時にはストップレシーブが基本であったが、現在ではレシーブから積極的に攻めています。

さらに、チキータの横回転の影響により、その後の展開はバック側に来ることが多いため、4球目を狙い撃ちしやすいという利点もあります。

このように、チキータを覚えることができれば安定したレシーブができなおかつ攻撃的で展開を読みやすい状況を作り出すことができるのです。

そしてこの記事では、チキータをする上で重要な点をまとめてある。

❶球の捉え方と、❷フォームという大まかな二つの観点から説明していきますので、是非熟読していぢきたいと思います。

(2)チキータの球の捉え方

まず、一番大事なのが球の捉え方です。

多くの人はフォームを一番最初に見よう見まねで真似て失敗します。

そもそも感覚がないとフォームをいくら真似ても窮屈になるだけです。

まず、チキータで大切なのは理屈で捉え方を理解し、感覚を養うことです。

ここで、一つあなたにお伝えしたい重要なポイントがあります。

トップ選手向けではないが、我々アマチュアが安定したチキータをするための重要なポイントです。

それは、チキータは回転軸を外して相手の回転の影響を少なくし、自分の回転でかけなおして返球する技術であるということなのです。

このポイントを踏まえた上で、球の捉え方について学んでいたきたいと思います。

それでは解説させていただきます。

❶チキータでは、球を横からとらえるべし          (重要度☆☆☆☆☆)

チキータでは球を横から捉えよう。

なぜなら、それが回転軸を外すということになるからなのです。

たとえば、真下回転の場合ボールの正面から打球すれば相手の下回転をもろに受けてしまいます。

しかし、その真下回転の球を横から捉えれば、回転の影響は格段に小さくなります。

横下回転や横上回転でも実は同じなのです。

もちろん、上回転系をチキータするときは球の上の方を捉えるという意見も多いですが、

それはあくまでボールに威力を求めた場合です。

とにかく安定してチキータをしたいのであればボールの真横を捉えるようにすれば、回転の影響は少なくなりしっかりと返球することができます。

❷チキータでは力を抜くべし                                  (重要度☆☆☆☆☆)

チキータのミスが多い選手は、総じて力を入れすぎであると言えます。

力を入れ過ぎてしまうと、ラケットの面もブレるし、手首のスナップも悪くなり回転を上手くかけられなくなってしまいます。

コツさえつかめばほとんど力を入れないくらいのイメージでチキータしても球の威力が極端に少なくなることはない。

力を抜けば、それだけスピンもかけやすくなるし、球が安定するようになります。

❸チキータでは、球をしっかり擦るべし              (重要度☆☆☆☆)

チキータが回転の影響を受けにくい打法であったとしても、多少なりとも回転の影響を受けることはあります。

回転の影響をすくなくするためには、上記の回転軸を外すことが有効だが、それ以外に自分で回転をかけることもかなり有効である。

自分が強い回転をかけてしてしまえば、それだけ相手の回転に影響されづらくなるのだ。

また、スピンをかけることで打球そのものも安定します。

球の横を捉えることに慣れてきたら、手首もつかって球を擦る感覚を身につけましょう。

❹チキータでは、球を引きつけてから打つべ      し(重要度☆☆)

この記事を書くにあたって、いろいろな文献を調べているわけですが、球を引きつけてから打つと良いという情報がありました。

実際に筆者も試してみましたが、引きつけることで溜めの時間が多くなります。

結果として回転量があがり安定感が増したのです。

頂点、できれば頂点後を捉えることができれば安定感は格段に増すことでしょう。

溜めを作るためには、準備が必要であるから、素早く相手のサーブに反応できるようにサーブの長さを見極める練習が必要なのです。

❺チキータでは、ラケットの先端でとらえる      べし※上級向け  (重要度☆)

これだけは、かなりの技術力が必要になる。

とっさに出されるサーブに対して、ラケットの先端に当てるのは難しい。

しかし、メリットも少なくないのです。

先端で当てることによって強烈な回転をかけることができます。

チキータのようなコンパクトなスイングは、ラケットの根元と先端でスイングスピードが変わってきます。

先端の方がスイングスピードがあがります。

つまり、相手の回転に負けなくなるのです。

DVDなどを一時停止してトップ選手のチキータの静止画をみると、ラケットの先端で当てているのが分かります。

ラケットの先端で捉える場合には、スイングスピードで回転を抑え込むため、球の横を捉える必要もなくなります。

トップ選手の中では、ラケットの先端に当てて、ボールの後ろを捉えるのが一般的なやり方のようです。

(3)チキータのフォーム

次に、チキータのフォームについてです。

❶チキータでは必ずボールの正面まで移動          して打つべし  (重要度☆☆☆☆☆)

チキータだけではなく、全てのバックハンド系技術に共通することがあります。

それが、自分の体の正面で打つといつことなのです。

体の横などで打球してしまうと、コントロールがしづらくなってしまいます。

それは、チキータでも同じなのです。

そもそも、正面まで移動する動作がないと、この記事で紹介しているチキータのコツが使えなくなってしまうから、一番重要度の高い項目となるはずです。

しっかりと正面まで移動するように心がけましょう。

❷チキータでは、体勢を低くして打つべし          (重要度☆☆☆☆☆)

ご存知の通り、レシーブは棒立ちになってしまっては安定しません。

体勢を低く保つことで、レシーブだけではなく全ての卓球技術が安定するようになります。

さらにチキータは肘の位置を高くすることでスイングする空間をつくるため、低い姿勢の方がスイング動作をスムーズに行えるのです。

この項目も、我々アマチュアにとっては非常に重要な項目になるためしっかりと意識していきただきたいです。

❸チキータでは、肘を高い位置におき、              肘を前に出して構えるべし   (重要度☆☆)

こちらの写真を参考にしてほしい。

肘を高い位置につけ、さらに前に突き出しているのが分かるだろうか。

高い位置に肘を置くことでスイング空間をつくり、前に突き出すことで後は振れば威力のあるボールにすることができます。

だが、これはあくまで上級選手向けです。

肘を高くあげるのは一般選手でも必要かもしれませんが、肘を前に突き出すというのは、チキータのようにコンパクトなスイングで威力を出そうとした時に自然とあのようなスイング動作になるだけである。

こうした形にとらわれてチキータを覚えようとすると、一般選手は安定しなくなるから注意しましょう。

(4)チキータを効率よく覚える             にはどうしたらいいのか!?

ここまで、チキータのやり方の説明が長くなってしまいました。

あなたは、項目が多くて「結局なにから手をつけていいのか分からない」と感じているに違いないはずです。

そのような悩みに応えられるよう、ご覧の通り、この記事では項目を重要度別に分けて書いてあります。

まだ実戦でチキータを使えるレベルに達していないという人は、まず重要度が星5つの項目だけを意識すれば良いはずです。

以下に一番最初に意識するべき点をもう一度まとめてみましょう。

♦捉え方で意識するのは、

❶ボールを横からとらえる(重要度5)

❷力を抜く(重要度5)

♦フォームで意識することは、

❶必ずボールの正面まで移動して打つ                  (重要度5)

❷体勢を低くして打つ(重要度5)

以上の4項目を最初に意識しよう。

一気に色々やっても上達の妨げになる場合があるから、それぞれ一つずつクリアしても構いません。

上達するためには、段階を踏んだ方が(スモールステップの方が)よっぽど効率が良いです。

この4項目ができるようになると、とりあえずはチキータができるということになります。

是非、あせらずに少しずつ習得してほしいです。

次回は、【知らないと100%損!!】卓球でストップレシーブを完璧に決めるための超重要な3つのコツを紹介させていただきたいと思います。


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