意思決定するときに大事なもの:確信

*2023/7/30作成

株トレをやっていて、勉強になるな~と思うことがたくさん、たくさんあるのですが。
そのうちの一つに、「意思決定」という領域がありまして。
株式を売買しようとしていろんな判断をするときに、学んだこと気づいたことが、たくさんあったりするんですよね。

この、意思決定に関する学びの中には、責任とか、プロセスや基準とか、自分と他者の違いとか、自分のコントロール可能な範囲とか・・いろんな領域があって。
しかも、ここで得た学びは株トレに限ったことではなくて、人生のいろんな場面にも適用できるものなので。
いやあ~ホント、いい勉強をしているなあ~と、日々思いながら悪戦苦闘しています。

で、今日書こうと思うのは、意思決定に際しての「確信」の部分についてです。

例えば、株トレをするときには、どの銘柄がいいのか、いつ買うのがいいのか、いくらの金額をつぎ込むべきか、株価が下がったときに売るべきなのか?まだ持ち続けるべきなのか?
・・などということについて、決めなければならない場面がしょっちゅうあって。

その、何かを決めて選んで行動するときに、自分の中での「確信の有無と度合い」がとても重要になってくる、と思ってまして。
最近分かってきたのは、どうもこの確信を得るプロセスについては、いくつかの原則とか注意事項とかがあるよね、ということなんですよね。
(ここからは、ぼくの場合の話をするので、万人には当てはまらないかもしれません・・。)

まず、「納得のいく確信は、左脳的な論理的な思考だけでは、得られない」ということ。
論理的な思考だけだと、メリットとデメリットを洗い出せても、それらの間の重要度・優先度については「価値観」が必要になってくるので、確信できる結論にはたどり着けない。

ぼくの場合は、①顕在意識を②体の感覚と③直感(神様からのインスピレーション)と混ぜ合わせて初めて、確信を持って決められるみたいです。
それは例えば、鴨川への移住を決めた時みたく、「なんかこれでいい気がする」というレベルなんですけどね。
でも、そんなレベルの感覚こそが大事で。
まあ、ぼくの場合は、過去にその手のうまく行った体験があったから、何とな~く「確信」を持てたのかもしれませんけどね。

それに、これは論理的思考の話ですが、「全体像が見えて整理ができて初めて、強く確信できる」のかなと。
例えば、半導体のテーマで投資するならば、トランジスタから始まる半導体の歴史についての本を読んで、なぜ半導体業界が今のような状況にあるのか?を理解できるとか。
これはぼくの場合は多分に、ビジネスコンサルの仕事をした経験があって、そういう思考法に安心・信頼できるからなのかもしれません。

最後に大事だと思うのは、「仮に意思決定して行動した結果が上手くいかなかったとしても、確信がしっかりあれば後悔はしない」ということ。
そして、「意思決定するときに、すべては自分の責任だとして受け止める覚悟ができている」ということなんじゃあないかと。

「すべては自分の責任」という言葉は、昔のぼくならば、怖くて仕方がない言葉でしたが。
実はそんなに大変なことではなくて、ただ単にその結果を受け入れればいいだけ。
そして、その失敗の過程を振り返って、次に似たような場面があった時にうまくいくように準備できていればいいだけのこと。

正直、投資に関する意思決定の場合は、うまくいかなかったときの痛みは半端ないのですが。
その痛みの度合いが強ければ強いほど、学ぼうとする真剣度と集中力が増して、いい学びになるのだと思います。

株トレを続けてきた2年強の間、金額的な面ではほぼほぼ進歩していないのですが・・。
ぼくの人生における意思決定→行動のプロセスについては、かなりレベルアップしてきたのではないかな?と思ってます。

そろそろね~おカネ的な面でも成果が上がってきてほしいんですけどね~。
まあ、それは神のみぞ知る、というやつだと思って、真摯に株トレスキルと人間レベルの向上に取り組み続けようと思います。

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