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元都会人からみて、田舎のいいところ:知らない人でも自然に挨拶する

*2022/8/19作成

お盆のシーズンは、海水浴場の隣にあるリゾートマンションであるうちのマンションには、別荘利用の人たちがどっと押し寄せるわけですが。
オンシーズンもオフシーズンも、マンションの中も外も含めて。
鴨川に移住してまる4年。
ぼくは都会の人と地元の人を見分けることができるようになりました。

その基準は、「知らない人にも自然にあいさつをするかしないか?」です
もちろん、都会暮らしの人でも、人づきあいに慣れてる人はあいさつしてくれるんですけどね。
緊張してなくて、「自然に」というところがミソですね。

ぼくも昔は都会人だったので、都会の雰囲気はよ〜くわかります。
高層オフィスビルのエレベーターホールとかで、近くに人がいるのにいないかのようにふるまい合う、あの感覚がイヤで。
早くエレベーターが来てほしいと思ったり・・。
東京駅の新幹線に近いコンコースでは、いろんな人がいろんな方向にいろんなスピードで歩く様が、とにかくカオスで。
自分のスピードでズンズン進むと、相手が避けてくれて歩きやすいとか・・。

人(=他人)に関わらないようにしてるというか。
意識的に人の存在を無視している感覚というか。
人がたくさんいると、中には変な人とか危ない人がいるので、警戒・緊張するのはしょうがないのですが。
そんな都会の空気に、きっとぼくはいつも、息が詰まってました。

こういう意味でも、心と体がそれまでの都会生活に拒否反応を起こして、ウツになっていったのかもしれません。
こういうのは、鴨川に来てから気がついたことなんですけどね。

その点、鴨川は田舎で、お年寄りと地元の人が多い、人口がたった3万人の街なので。
それに、特にカネのまわりはいいわけじゃないので、犯罪業界的にはビジネス機会は少ないみたいです。
なので、こっちの人はピリピリしてなくて、おおらかなんだろうなと。

鴨川といえども、人によりますが。
知らない人でも、たいがい、お互い道端ですれ違うときはあいさつしますし。
ぼくもついさっき、うちのマンションの1Fのエレベーター前で。
知らないエアコン工事の業者さんに「今日は秋っぽくて涼しいですね~」と声をかけてました。

都会ほど警戒しなくていいというだけで、緊張しなくてよくて、とてもラクなのです。
自然体でいられます。
ずっと地元の人にとっては、当たり前過ぎて特に価値を感じないことかもですが。
こういうのも、田舎のいいところかなと思いまして、一筆書いてみました。

<見出し画像につき>
鴨川・魚見塚展望台から前原海岸を眺めるの図。
ぼくは2023年末まで、海岸沿いのマンションに住んでました。

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