45年ぶりの新学部設置 熊大に2570人が入学! 活発な新歓イベントも
4月4日、熊本県立劇場で熊本大学の入学式が実施され、1979年の法文学部分離設置以来、実に45年ぶりの新学部(相当)となる「情報融合学環」をはじめ8学部と大学院に学部学生1739名、特別専攻科9名、養護教諭特別別科44名、大学院778名の合計2570名が入学した。
小川久雄学長は「単に知識を得るだけではなく、目的意識を持って自ら学ぶ姿勢が重要」と式辞で新入生にエールを送った。
入学生を代表して教育学部の中村悠希さんが宣誓。「(新学部設置などで)熊本は日本国内だけでなく世界から注目されている。自身の夢や学生としての自覚と誇りを持って大学生活を送っていきたい」と決意を述べた。
式後には熊大フィルハーモニーによる演奏、熊大応援団チアリーディング部による応援が行われた。
会場の外には多くのサークルが集結し、新入生に次々にビラを配っていた。新入生らは入学して早々の「洗礼」に驚きつつも、「これをやってもらうと大学生になったという気分で嬉しい」と笑顔を見せた。
黒髪北キャンパスでは新歓イベントとして体育会主催の「体育会ロード」と文化部会主催の「文化部会ロード」が開催され、合計で50近いサークル・部活動がブースを展開し、新入生たちは興味があるサークルで話を聞いたり、文化部会加盟の音楽系サークルの演奏に耳を傾けて盛んに拍手を送っていた。
文化部会・体育会の加盟サークルの他、非公認サークルも参加する合同新歓「くまナビ」は4月5日(金)に全学教育棟で開催される他、その他にも体育会、紫熊祭実行委員会、生協組織部、文化部会加盟の音楽系サークルによるイベントが企画されている。
(注) 公式には新学部設置は創立(75年前)以来初めてとされており、本紙219号(23年4月号)でも見出しにそのように記載しているが、現在では法文学部が分離設置された1979年(昭和54年)以来45年ぶりと表記するのがより正確であると修正し
報じている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?