85.無財の七施。
2019/10/23
僕は価値ある財産なんか持っていない。
そんな僕にでも、
他者に対してできる施しことがあるそうだ。
眼施(げんせ)
優しい眼差しで人に接する。
目は口ほどにものを言う。相手の目を見れば思いは分かる。自らの目を通して心を伝えることができる。
和顔悦色施(わげんえつじきせ)
にこやかな顔で接する。
笑っている顔を見ると幸せな気持ちになって、
とても和む。笑顔は周りに広がる。笑っている方がいいんだよな。
言辞施(ごんじせ)
優しい言葉で接する。
挨拶や相手を思いやる感謝の言葉ひとつだけで
その一日が賑やかになる。
身施(しんせ)
自分の身体でできることを奉仕する。
重い荷物を持ってあげる、困っている人を助けたり、お手伝いする。良いことを思い付くことはできるけれど、実行して相手に喜んでもらうことが自己の為に繋がる。
心施(しんせ)
他のために心を配る。
心底から共に喜び、共に悲しむことができ、他者の痛み苦しみを自らのものとして感じとれる思いやりがあれば、自然と表面に優しさが表れる。
床座施(しょうざせ)
席や場所を譲る。
「どうぞ」一言で譲ることができる。全てのものを分かち合って譲り合う心が大切で独り占め
は良くない。
房舎施(ぼうじゃせ)
自分の家を提供する。
人を家に泊めてあげたり、休息の場を提供することは様々な面で大変ではあるが、普段から暖かくおもてなす思いやり。普段から迎えれるように家の整理整頓や掃除にも繋がる。
これらを無財の七施と言って、
僕たちの普段の生活の中でこの中の一つでも実行することができれば、自ずと他のことに繋がるんじゃないかな。
周りの人たちと共に幸せに暮らすために、
まず一つ。
一日一善。
とにかく動き続けます!!