私と映画🎬

コウジマクルミ

2024年7月4日 21:59

こんにちは！
イラストレーターのコウジマクルミです🌈

早いもので2024年も7月…👁👁
今年は色んなものに挑戦しようということで始めたnoteですが、
今回は私の創作活動にも大きく影響を与えている映画について書いていくよ∼！

映画/ドラマ/アニメのレビューアプリFilmarksアカウントです▲
監督やキャストのお気に入りもできるし近くの映画館の上映時間や
ジャンルごとの映画の検索、作品レビューもできるので記録にもおススメですよ∼🌈

■今の私はこれで出来ている！な映画

・パターソン(2016)

監督は私も大好きなジム・ジャームッシュ。
2017年に映画館でみたんだけど、あの時の衝撃が忘れられなくて。

ざっくりとしたあらすじは、パターソンに住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)の7日間をひたすら観ていく。
朝起きて、妻にキスをして、仕事をして、詩を書いて、犬の散歩をして、行きつけのバーに寄って帰る…そんな毎日のルーティンは“映画”みたいに大きなドラマやアクションはないんだけど

勿論毎日全く同じではなくて、良いことがあったり、悪いこともあるし
いつもの場所で知らない人に出会うこともある。
同じことの繰り返しでも少しずつ違っていて、毎日が新しい！

この“毎日が新しい”っていうフレーズが頭にずっと残って、
映画を観た後も、パターソンの1週間をみただけなのに幸福感があって…
私も、日常のちょっとしたことでもなんか愛おしく思えてくるようになった🌷（ん、なんか啓発本みたいになってます？大丈夫？）

あとこの映画はインテリアとかアイテムがいちいち可愛くておしゃれなのも好きポイントです。
だから視覚の面でも全く飽きないし、一つの映画として私にとって完璧…
アダム・ドライバーが超はまり役なのもオススメ。

たぶんこの映画は今後どんな映画を観ても一生忘れないと思う🧠

・エンドレス・ポエトリー(2016)

当時88歳、鬼才とよばれるアレハンドロ・ホドロフスキー監督の自伝映画2作品目。

もうとにかく衝撃的で、
鮮やかな色彩と衣装・メイク、一度見たら忘れない映像。

今作はホドロフスキーの思春期から青年期の頃を描いていているが
前作の「リアリティのダンス」を観てなくても十分惹き込まれる映画になってます。
実際、今作は私にとって初のホドロフスキー映画でした🎬

父親から生き方を縛られていた頃からの解放、その表現がパワフルで
もう圧倒されたというか、刺激にしかならなかった…
特に何かを創るようなクリエイターの方にも観てほしい。

“人生に意味などない。ただ生きるのだ。生きろ！生きろ！”
みたいなセリフがあるんだけど、
こんなにパワフルな人からのこんなメッセージ、響かないはずがなくて…
刺激が欲しくなったら観て、渇を入れてもらえる映画！！！

■ファッション×時代

・プリティ・イン・ピンク(1986)

ジョン・ヒューズ製作の青春ラブロマンス。
80年代ファッションやレコード店のシーンが可愛すぎて本当ツボ。
レコード店をテーマにしたイラストを描きたいと2年ほど思ってる。（2回くらい描きかけたけどいずれもお蔵入りです）

・ストレンジャー・シングス(2016∼)

映画じゃなくてNetflixドラマだけど🌞
丁度シーズン5が始まりますね～～～

80年代のライフスタイルやファッションが好きでだいぶ参考にしてました👀
あと何より面白い。
ジャンルはざっくりファンタジーホラーで、子供たちがめちゃくちゃがんばります。
音楽も良いのでちゃんとサントラもチェックしたい。

・セックス・エデュケーション(2019∼)

これもNetflixドラマだけどほん～～～とに面白いよね～
ティーンならではの繊細かつ危うい感じと、80年代イギリスのファッションもかわいい。
個性的で色んな人間がでてくるからLGBTQや性教育的な部分でも理解が深まるし、既に人気だけど改めてかなりオススメ🌈

■映画愛たまらん👀

あまりに多いのでここは箇条書きにしますが、私はこの映画を観るたび
映画やクリエイターへの尊敬の気持ちが高まったので、是非みてほしい…
（沼ったきっかけともいえるかも！）

・フェイブルマンズ(2022)

スティーヴン・スピルバーグの自伝映画。
映画へのリスペクトを超えて、スピルバーグの信念や才能がもはや恐怖に感じるヤバ映画。

・ギレルモ・デル・トロのピノッキオ：手彫りの映画、その裏舞台(2022)

「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パンズ・ラビリンス」で知られる独特の世界観が魅力のデルトロ監督によるピノキオ。
本編ももちろん大好きなんだけどそれと同じくらい、この舞台裏のドキュメンタリーが好きで…
本作はストップモーションアニメであるのがポイントの一つ。
制作企画が発表されたという2008年から公開されたのが2022年という
かなーーり長い間温められた作品でもあり、だからこそこの舞台裏が涙なしで観れなかったのよね…何かを創っていく人たちって本当にすごいって改めて思えます。

・ぼくとアールと彼女のさよなら(2015)

友人と映画のパロディを撮るのが趣味（←私の知る限り人生最高の趣味）の映画オタクの高校生と、白血病になった同級生との日常を描いた映画。

これも7年前に観たんだけど、いまだに印象強く心に残ってる。
映画のパロディが楽しいし、これが青春とかかってるのがまた切なくて
終盤ずっと泣いてた記憶———・・・・

なんというか、写真や映像に残すって本当に大事だなって思いました
実際に残せなかったとしても、『この瞬間を撮っておきたい』と思える感情が尊いというか…！！！！なんかもう観て！！！！！

■このイラスト、実はこの映画をイメージしてます

・ディナー・イン・アメリカ(2020)

俳優としてもお馴染みのベン・スティラーがプロデュースした映画。
見た目全くパンクではないけど実はパンクロックが大好きな田舎箱入り娘と、パンクバンドの破天荒なリーダーとのラブストーリー。

これがまた結構おもしろくって…
似て非なる2人の共通点は変人+社会不適合者として扱われているところだったりするんだけど、そんな社会の偏見を不器用ながらパンクで乗り越える2人がめちゃくちゃ愛おしくて😂

勿論ラブストーリーなんだけど、私は“バディ”みたいな関係でもあるその恋愛がすごく良いなと思って。

ただ惹かれあうだけじゃなくて、もっと深く繋がりを求めている感じ…
一見奇抜でパンクな2人を描きたかった、という裏話でした🌈

・師匠…！グザヴィエ・ドラン監督の映画

急にざっくりになるけど、（たまに俳優もする）ドラン監督の作品にも
かなり影響を受けています。

『母と子』や『愛』というテーマが印象的なドランの映画。
私個人の意見でいうと、ドランはとにかく感情を撮る天才…！

カメラワークも結構独特だなと思っていて、顔がドアップだったり
瞳のゆらぎとか表情を撮り逃さないイメージがあって

言葉にしにくいんだけど、、美しい1枚の写真や絵に物語や心情を読み取れる、危うくて繊細な表現にすごく魅力を感じるんです…！

私もそんな表現に憧れて…意識して描かいてたり…！！！
基本絵を描くとき、キャラクターの設定とかストーリーはある程度決めていて…そのインスピレーションは映画やドラマを見た時の自分の感情とか、いいなと思ったシーンから受けてたりするんです🤔

これとか結構ドランの映画をイメージして描いてます実は…
観たことがある方は、どこか関連性を感じてもらえたらとっても嬉しいなあなんて💭

■語ることを許せ…

なんというか
たった2∼3時間で、誰かがつくった世界観に入り込めて
監督、撮影、ヘアメイク、映像、俳優、音楽、吹替には声優、とにかく色んなプロが
1つの作品をつくってそれを観れるってめちゃくちゃ贅沢で豪華だなって思う！！！！

特に私は色んなジャンルのプロがアッセンブルされたものが大好きで…
かっこよくない…？
そして私もその中に入って、色んなプロとお仕事したりコラボできるように頑張りたいと思ってます。

全てのクリエイターに尊敬の気持ち。
とはいえ最近映画をあまり観てないので、結構本気で時間つくって観たいなと思ってます。摂取しよう🍹

かなり長くなったけどジャンルごとのオススメとか、普通に好きな映画も語りたいのでまた書くかも…
ここまで読んだ方にお疲れ様ですと感謝をお伝えしたい🌷

ではまたね～

🍹コウジマクルミ🍹

この記事が参加している募集

#映画感想文

68,281件

#映画が好き

3,501件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？