KKL 20230510 研究室会議レポート

こんにちは。M2の井上です。
今回の研究室会議レポートを担当します。よろしくお願いします。

■ GW明けの本格的なスタート!
研究室会議も3回目になり、新しく入ってきたB4の皆さんが少し研究室に慣れていきたように見えます。卒業設計に関する発表もGWを挟んでより面白くなってきたように感じます。現在進行中のプロジェクトの紹介や新しいプロジェクトの提案、ゼミ旅行の話等があり、今年の活動の本格的なスタートが感じられるゼミでした。

■ 似ているテーマを逆手にとる?
「最近の若者は…」と言って若者を一括してくる年配の方にムッとすることがありつつも…なのですが、初回のゼミの発表で、今年のB4の皆さんは少し興味軸が似通っているように思いました。
だからこそ、それぞれがどのように自分のオリジナリティを見出すかが難しくなってくるように感じていました。
しかし、今回のゼミで少し具体化された発表を聞いていたら、もしかすると似たテーマが逆に議論を生み出しやすいのかも?? と思えてきました。
具体的には、個人的な印象ではありますが、アニメ・漫画・写真・日記・言葉・写真・時間軸…といった、ビジュアル的で、感情的・哲学的なテーマが集まっているように思います。しかし、同じ「アニメ」でも、アニメーション技法であったりアニメ作品であったり、時間軸も、0.何秒の世界で話している人もいれば、1作品を見る数時間単位であったり、日単位・十数年単位であったりと、同じ言葉を使っていてもそれが指している内容が違っているように思いました。同じ言葉を違う意味で使っている人が身近にいることで「自分が本当に言いたいことはどんなことで、どのように説明したら良いのだろう。」と考える良いきっかけになるのではないかと思いました。
B4の皆さん、議論を重ねて頑張ってほしいです!!

■ 修士の発表に興味を持ってもらうには…
B4,M1の方々の発表を聞いていると、「こういう方向になっていくのかな…」「あの話に近いかも!」というように何かしらの意見が浮かんでくるのですが、先輩の発表になると、分からないことが積み重なって途中から話についていけなくなることが昨年度から時々ありました。
願くは、今年のB4,M1の皆さんには修士研究の発表を聞いている時間を有意義に過ごしてほしいものですが…なかなか内容が専門的なのでいつも修士研究の話のついていくのは難しいはずです…しかし本当にこれはしょうがないことなのでしょうか…。
私はM2になってから研究内容をしっかり発表するのは今回が初めてだったので、特にこういったことを考えていたのですが、そこについて、今回の博士の先輩の発表から少しヒントを得たように思いました。
それは「『自分の研究がどんなことに繋がっているのか』とか『今やっていること』と『これが何の役に立つのか』を分かりやすい言葉で説明できることが重要で、それが理解できるだけで話に入りやすくなる(のかもしれない)」ということです。
後輩に研究内容がある程度共有できると、もし今後研究を進めていく中で行き詰まった時に、後輩に何気なく言ったもらったことから次のステップが見えてくることがあるかもしれないし、もしそんなことがあったら自分にとってもプラスになるし、門脇研自体もよりフラットな研究室になっていくのかな…と考えました。

以上になります。ありがとうございました!!
                            M2  井上南海


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