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No.39 エフォートレス思考を読んだアウトプット

読む目的

明確にあったわけではないが最近の自分の中のトレンドである「生産性」に関わる本だと思ったので購入した。
また、著者は大ベストセラーエッセンシャル思考の著者でもあるので即買いした。


三つに絞ると。。。

・どうすれば楽になるか?常日頃考える。
・ある一定のところへ行くと生産性がマイナスになるため「完了」することに意識を向ける。
・仕事では、お互い楽になるために仕事をしているのにずっと苦しくてなにになる?

アウトプット (非常にためになる本だったので多めです。)

本編は事例を交えたストーリーを行くとも紹介していき、エフォートレストは何か、どうすればエフォートレスなのかを記している。

目標が大きければ大きいほど、苦労「しない」ことが大切。
疲れきった世の中に、今こそ必要な一冊。

いかに楽をするか、自動的にするか

■人間は努力してこそ一人前だ。そういう価値観を刷り込まれていた。成功にあぐらをかかず、さらに上を目指さなくてはならない。 長時間労働は成功への鍵であるだけでなく、それ自体が成功の証だった。定時で帰れるとしたら、それは責任ある仕事をしていないからだ。  努力はきっと報われると信じて、身を粉にして働いた。
→これはまさに日本。定時に帰る文化がない現職ではやった分だけ成果につながることも多い。だが、逆に言うと永遠に仕事ができてしまうためどこかで区切りをつけなければならない。営業数字が今度もどんどん上がっていくと思うので改善をするなら今である。

■エッセンシャル思考は「何をやるか」、エフォートレスは「どのようにやるか」を極める
 →エッセンシャル思考は優先順位付け、エフォートレスはいかに楽をして最優先事項を実行するか。この両立が必要

■家族を大切にできているか。
お互い楽にならないのなら何のためにやっているの?
→核心を突かれる言葉だった。家族合っての仕事だし、仕事においても過程においても楽にならないなら何のためにやっているのか?
 もっと楽になろうよ。将来のために、とか言っても結局忙しい将来しかこない。

■プレゼン資料を前日に作り直して失敗した話
私は、あまり変えずに望んで成功した。
→前日になってプレゼン資料を総入れ替えした話があった。
結局寝不足だし、一貫性ないしでグダグダなプレゼンになったとのこと。
ここでの学びはある一定の水準に達すると以後の行動の生産性はマイナス。
諦めるところは諦めることが大事。実際私は諦めたことにより精度が高まりプレゼン大会を優勝することが出来た。

■難しいのは問題そのものではなく、私たちの考え方かもしれない。簡単にできることを、無駄に難しく考えてしまっていないだろうか。 「どうすれば簡単にできるだろう?」と考えて、頭をリセットする。  そうすれば、面倒な問題が驚くほどシンプルに片づくはずだ。
→この考えこそが本書の伝えたいことだと思う。
どうしてこんなに大変なんだ、と思うのではなく、どうしたらもっと簡単になる?と考える


■不満では無く感謝に注意を向ける
不足思考ではなく、充足思考
順調だ、恵まれている、将来が楽しみと考える。

■ホームズは、建物の玄関からこの部屋までの階段が何段あるかとワトソンにたずねる。ワトソンが答えられないでいると、「ほら、観察していない」と勝ち誇ったように言う。「ただ見ているだけなんだ。観察はしていない」      
 難しいのは、聞くことではない。聞きながらその他のことを考えないことだ。難しいのは、その場にいることではない。そこにいながら過去の出来事や未来の予定に気を取られないことだ。

エフォートレスな精神とは、大量の情報やノイズの中にありながら、今やるべきことに対する注意と集中を失わない状態。これを手に入れれば、世界が変わる。重要なことをピンポイントで把握し、以前は気づかなかった解決策をクリアに見抜くことが可能になる。

■あるポイントを超えると、努力の量は結果に結びつかなくなる。  むしろ、パフォーマンスが低下する。経済学ではこれを「収穫逓減の法則」と呼ぶ。入力の量が一定量を超えると、いくら入力を増やしても出力が増えなくなるという意味だ。
本を書くのも、プレゼンを準備するのも、船をつくるのも同じだ。修正しようと思えば、いくらでもできる。だがあるポイントで完了させないと、あとは手間ばかりかかって効果はほとんど得られない。修正にかかるコストが、それによって得られるリターンを上回ってしまうのだ。  私はいつも、コストとリターンが逆転するちょうど手前を「完成」と定めている
 →タスクは決められた時間を満たすまで膨れ上がる。という言葉と同じように区切ることが大事。実際今終業時間を早めているが何とかなっている。最低限のタスクでやれているのだと思う。

成功したいなら、 まず終わらせろ。

■「ゆっくりはスムーズで、スムーズは速い」というやり方だ。  ゆっくり動けば、ものごとはスムーズになる。ものごとがスムーズであれば、より速く動ける。

■正しいことを一度だけ学ぶのは効率的だ。事前に正しくエネルギーを投資することで、いつでも何度でもエフォートレスな成果を受けとることができるのだ。
→基礎を叩きこむ

■イーロンマスクの思考法
 「知識を一種のセマンティック・ツリー(意味の木)として捉えることが重要です。そして枝葉・詳細を見る前に、まず幹や大きな枝、つまり土台となる原理を理解しておくんです。そうしないと枝葉をつなぎとめるものがありませんから」
→ミーティングや研修において、事前に幹を確認しておくことでレバレッジが効く

■チェックリストの重要性
飛行機の操縦であっても初歩的なタスクであっても必要
なぜなら考える時間が事前に完了するから。その場その場で判断しなくとも毎回正しく実行できる
→マニュアル化、型化することが大事。現職では大いに展開できる。

■長期的な視点で見ると、計算結果が変わってくる。今日も明日も、その先何百日も同じ問題に悩まされることを考えれば、一度だけ手間をかけて根本的に解決したほうがずっとコストが低い。長期的には、きちんと直したほうが絶対にお得なのだ。  たった2分間の努力で、将来の何百もの不満を防ぐことができるのだから、圧倒的な利益率である。
→めんどくさくても単語登録

★個人向けメモ

自動化は個人ではやりずらいので、めんどくさがらずにマニュアル化することが近道。

顧客に対して、電話をしないまでもメールしておけばやってる感は出るし
文句も言われないのでは?メールテンプレを利用する


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