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No.34 自己肯定感を上げるOUTPUT読書術

本を読んだ際に気が向いたら本Noteにアウトプットしているが果たしてそれはいい方法なのか、他に方法はあるのかなど、一度アウトプット方法を見直すために本書を読んだ

「読書によって、人は自己肯定感を高め、人生を好転させることができる」  それが本書で最も伝えたいメッセージ

■読書はご飯。いかに効率よく吸収して成長を促すか
自分は人生100年時代の長距離ランナー。良いレースにするためには栄養が大切
→なぜ読書なのか?コスパ最強だから

■読書によって基準を作ることができる。それによって自分の価値観に気付くことが出来る。人の人生をインプットできるため。

■本を読むことも「投資」であるとおり多読というのは、時間がかかる。そしてお金がかかる。つまり本を大量に読む行為とは、かぎられた貴重な資産を集中投下させる行為である。
→「どれだけの量を読むか」ということ以上に「自分は今、何を読むべきなのか」といった問いを立て、さらにその問いに答えるための〝選書スキル〟が重要。興味がないものを「有名だから知っておかなきゃ」「あの人も読んでいるから」といった外発的な理由で読んだとしても、ほとんど忘れてしまう。最優先は誰かの興味ではなく、あなたの興味や関心。
→私は有名作を読もうとする節があるので、今一度、それは自分にとってどういった意味があるのかを考えてから手に取るようにする。

■読書が食事であるならば、OUTPUTはトレーニングに当たる。つまり、本から得た情報が、どれだけ血肉化されるかはOUTPUTの仕方によって決定付けられる。OUTPUTをしないと読書の効果がほとんど得られないため、結局、時間とお金が無駄になり、余計に面倒。そのアウトプットは「分かりやすく説明する力」が必要。頭がいいとかでは無く、技術である

「出力」の時は、〝誰にOUTPUTするか〟をきちんと設定する。
人に向けて発信することに慣れていない方は、「自分」から。自分が振り返った時に理解できるくらいでいい。慣れてきたら相手向け。
その時のコツですが、自分と同じくらいの知識レベルの相手をイメージして、OUTPUTする。
「本の情報をモレなく完璧に整理する」「1日で全てのOUTPUT行程を終わらせようとする」こういった100点満点主義に囚われると、途中でバテる可能性があります。  情報整理にモレがあってもいい。字が汚くてもいい。理解不足があってもいい。  そうやって自分を許すこtで継続する。

人間は完璧ではないから、今できる範囲でやればいい。むしろ初めは、うまくいかないくらいが丁度いいと思う。

実際に読むとなったら読解を始める
読解は読んで解く。この著者は何を言いたいのか仮説を立ててから読む
→ただ、仮説を当てることに囚われるのでは無く、建てることだけを意識する。時間はかけない。

■スマホが人類の集中力をなくしたのでは無くもともと人類は狩猟をする段階で四方八方に気を遣いながら危険を察知しながら暮らしていた。なので、集中するときは集中モードに切り替える様にする意識にできるとハードルを下げることができる。

■読書はツッコミ お笑い芸人のようにツッコミを入れていく。違和感に突っ込むのが大事、対話をしながら読み進める。なるほどねという受け身の状態ではだめ

■付箋を用意して重要な箇所に貼る。ポイントは枚数を制限すること。著者は3枚でやっていて、一章ごとに一つ付箋を付けて行って複数枚付箋を貼って、最終的に3つに絞り込んでいる
→今後のアウトプットは3つに絞ることを行う。

■選書の仕方。
バフェットの投資方法のように、自分が理解できる内容レベル、信頼性が高いと判断できる根拠がある本、経年的に価値が下がりにくい内容の本、を選ぶと失敗しない
よく売れているから買うだとか他者に決定権がある買い方では無く、自分の何の目的のために読むのかを考えてから買う


■本心困っていることを紙に書く。老後が心配、役に立っている実感がない、労働時間が長いなど
→そのあとグルーピングして人間関係、お金、自己肯定感などに分別する
→連鎖的に解決することがあるので、どれかに絞ってみる

■情報の三大栄養素
ノウハウ、事実、思想
ノウハウ→ビジネス書に当たる。ノウハウは摂取のタイミングと摂取後の行動が大事

■事実と解釈
事実→事実と解釈を見極めながら収集する。事実は100人いたら100人がそうだよねと言うこと。解釈は人によっては分かれる事象のこと。思想→見方。ただし、それを絶対的な正解とはせず批判的な目線で読むことが大事

■終わりの時間
終わりの時間を決める。仕事は与えられた時間の分まで膨張し続ける。
本を読む時も、良いことをしているんだ、と思って良いことをしている時間に目を向けるのでは無く、読書をしていること、内容に目を向ける。メリハリをつけて読むことが大事

今まで本を読むことが大事で、本を読み進めていく中でいいことに出会ったらラッキーくらいだったが、事前に仮説、課題設定していないと費用対効果が悪いと気付いた。

本書の個人的ポイント3つ

・読む前に仮説を立てること。

・受動的な本選びではなく、自発的な本選び

・読む時間、アウトプットの時間に制限時間をかけて読書の生産性、インプットの生産性をあげる。


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