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ケケケケケモラトリアム

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モラトリアム時期に差し掛かろうとしている高1の 偏見マシマシな頓痴気偏屈滅茶苦茶日記です。
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♯14 おぼろげな自我、なだらかな飛躍(潜在的ライト兄弟論)

♯14 おぼろげな自我、なだらかな飛躍(潜在的ライト兄弟論)

母親が部屋にズケズケと入り込んできた。

コロナで会えない祖父母に写真を送るらしい。

「いつも会ってへんやん」という反論を母親パワーで押しのけ、またたく間に僕は被写体になってしまった。

あまり自分に向かってシャッターを切られることが少なかったので気付かなかったが、どうやら僕は写真を撮られるのが嫌いらしい。

写真撮りたい欲は全日本一般ティーンエイジャーの平均はあると思うが、撮られたい欲は今空に

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♯13 新聞をのぞく時、新聞もまたこちらをのぞいているのだ

♯13 新聞をのぞく時、新聞もまたこちらをのぞいているのだ

ニュースを見ない。

世間一般の高校生がどうなのかは分からないが、僕はニュースを見ない。

それは、報道番組を見るよりバラエティ番組を見るほうが楽しいし、新聞を見るより漫画を見るほうが楽しいからだ。

そして「君たち若者の未来は深淵なんだよ。」と逃げることの出来ない刃物を突きつけられるような現実を直視しないようにしてきたのかもしれない。

最近のニュースで知ったことは、

「緊急事態宣言発令」

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♯12 帰宅

♯12 帰宅

金曜日。帰宅。
学校で検定があった。そのせいでチャイムが5分遅れた。
いつもより下校時刻が遅くなった。
明日は朝からバイトがある。6時に布団から出なければ。
21時に教室を出る。
早く帰りたかったので誰よりも早く下駄箱へ向かう。
寒さでうまく靴紐が結べない。これでも昨日よりは冬ではない。

電車に乗る。

早く帰りたい。優先席に座る。多分座っても大丈夫。

小説を読む。新調したブックカバー。

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